外壁の塗装が剥がれているけどそのまま塗装しても大丈夫?

投稿日:2023年2月27日  更新日:2024年3月14日

ふと外壁を見たら塗装が剥がれていた……こんな体験をしたことはありませんか?

 

「塗装が剥がれているから、その上に塗装しておけば問題ない」そう思われるかもしれませんが、実はそう単純なものではありません。

 

塗装が剥がれているところに新たに塗装すれば見栄えは気にならなくなるかもしれませんが、適切な方法で塗装してあげないとすぐに剥がれてしまって、また塗装しなおさなければいけなくなります。

 

さらに不十分な方法で塗装していれば、見た感じでは問題なさそうでも、実は知らず知らず被害を広げていた……なんてこともあります。

 

もし、塗装が剥がれている場合は、ケレンや下塗りなど適切な処置をとって再塗装または補修をしなければいけません。

 

本日は塗装が剥がれている場合の処置方法についてお伝えします!

 

【塗装が剥がれてしまうのはどうして?】

外壁の塗装が剥がれているけどそのまま塗装しても大丈夫?

塗装というとどんなイメージが浮かびますか?個人的には絵の具のように塗料が染み込むというイメージがあるのですが、外壁塗装の場合はどうでしょうか。

 

外壁塗装で使用する塗料は、樹脂が配合されています。塗装するときは液体ですが、時間が経過すると固まり塗膜をつくります。外壁塗装はこの塗膜がポイントです。硬化して形成された塗膜が風雨や太陽の紫外線などの劣化から建物を保護してくれます。

 

塗膜が劣化する原因は「経年劣化」と「施工不良」の二つが挙げられます。

 

塗膜の劣化が進むと次第に剥がれてきて建物を保護できなくなります。塗装は建物の美観だけの問題ではなく、長期的に建物を維持するために必要なメンテナンスなのです。

 

塗装の劣化が建物の寿命を縮める原因にもなりますので、塗り替え時期はタイミングを逃さないようにご注意ください。

 

外壁塗装の必要性や塗装のタイミングについてはこちらの「大切なお住まいを長持ちさせるために!外壁塗装が必要な理由」をご覧ください。

 

塗膜が劣化すると水が内部に入り込みやすくなり、塗膜が浮いてきてしまいます。塗装が剥がれてしまうのは劣化によるものです。もし、塗装の剥がれを確認した場合は、そのまま放っておいてしまうと被害を広げてしまいます。

 

放置してしまうのではなく、工事を依頼した業者に状態を見てもらい、適切な処置をしてもらいましょう。。早期に対処すれば、建物全体を塗装しなくても部分的な補修で済む可能性があります。

 

劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」をご覧ください。

 

【l外壁を塗装するときは、剥がれている塗膜を除去しなければいけません】

外壁の塗装が剥がれているけどそのまま塗装しても大丈夫?

塗装が剥がれていると下地が露出して水が内部に入り込んでしまいます。剥離した箇所を再塗装すれば被害を防げるかもしれませんが、ただ剥がれているところに塗装しても長持ちしません。

 

塗装が剥がれているとすでに内部に水が入り込んでいるため、剥離した周辺の塗膜も浮いている可能性があります。

 

下地から浮いている塗膜の上に塗装しても下地に密着していませんから、剥離している塗膜と一緒に剥がれてしまいます。そのため、塗装が剥がれいてる場合は、下地から浮いている塗膜をできるかぎり剥がしてから塗装する必要があります。

 

【長持ちする塗装に仕上げるには、下地処理と下塗りが大事!】

外壁の塗装が剥がれているけどそのまま塗装しても大丈夫?

塗装は下地に密着していることが重要です。塗装の密着性を高めるのに重要な工程が「下地処理」と「下塗り」です。

 

 

下地処理とは、塗装前に下地を調整して塗装が密着しやすい状態にする作業でして、色々な下地処理作業があります。

 

下地処理は、

 

・高圧洗浄

・ケレン

・コーキング処理

・補修

 

などがあります。

 

下地処理についてはこちらの「外壁塗装工事をする前に知っておきたい下地処理の重要性!」をご覧ください。

 

下地から剥離している塗膜を除去するにはケレンを行います。

ケレンとはサンドペーパーやスクレーパー、ディスクサンダーなどの道具を使って下地を研磨する作業です。

 

もう一つ塗装の密着性を高める工程が「下塗り」です。

下塗りは、シーラーやフィラー、プライマーなどの下塗り用塗料があり、密着性を高めることと塗料の吸い込みの抑制、下地の平滑化などの効果があります。

 

外壁のように動きのあるところは、塗膜の追従性が必要ですので、外壁塗装では必ず下塗りを行います(付着力の高い下塗り不要の塗料もあります)。

 

もし、塗膜が剥がれている場合は、周辺の剥離している塗膜をケレンなどの下地処理で除去し、下塗りで塗装の密着性を高めてから仕上げることが大事です!

 

【外壁塗装は業者選びが大事】

外壁の塗装が剥がれているけどそのまま塗装しても大丈夫?

塗装が剥がれているところをただ上から塗装してもすぐに剥がれてしまうのがお分かりいただけたのではないでしょうか。

 

部分的な補修というのは、思っているよりも難しいものでして、適切な方法をとらないとすぐに問題を起こしてしまいます。

 

補修なら工事範囲が狭く、建物全体を塗装するよりもコストは安くなるかもしれませんが、それでも費用はかかっています。せっかく補修したのに短期間で問題を起こしてしまったら無駄な出費です。これが建物全体の塗装なら、それこそかなりの出費でしょう。

 

建物のメンテナンス工事で失敗しないためには、信頼できる業者に工事を依頼することが大切です。塗装にかぎらず、リフォーム工事はトラブルも多いですので、メンテナンスを行う際は慎重に業者をお選びください。

 

業者選びについては「工事業者の選び方〜基礎編〜」でお伝えしております。良ければこちらもご覧ください。

 

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