コーキングの役割とは?注意すべき劣化症状について

投稿日:2022年5月14日  更新日:2022年6月9日

 

サイディングのコーキングには、建物にとってとても重要な役割があります。

コーキングは、外壁の隙間をただ埋めているわけではありません。

また、築年数が経つにつれて外壁材と同様にコーキングにも劣化症状が現れます。

この記事では、コーキングの役割や劣化症状について詳しく解説します。

また、劣化を放置した場合のトラブルについても解説するので、しっかりと把握しておきましょう。

 

 

 

 

コーキングの役割と劣化原因について

 

コーキングの役割とは?注意すべき劣化症状について

 

まずはコーキングとはなにか、その役割と劣化の原因について解説します。

 

コーキングとは?

コーキングとは、外壁材と外壁材の隙間を埋めることをいい、シーリングとも呼ばれています。

コーキングには、可塑剤という柔軟性を維持する成分が含まれており、この可塑剤は紫外線や雨風などによって劣化してしまいます。

その結果、コーキングの劣化が発生してしまうのです。

また、コーキングの寿命は5~10年ほどになります。

 

 

コーキングの役割

コーキングは、建物内部への雨水の侵入を防ぐ役割を持っています。

雨水が浸入して雨漏りが発生してしまうと、建物の腐食の原因にもなります。

そのためコーキングによって防水性を持たせることで、建物自体の寿命を延ばすことにもつながるのです。

また弾力性があるので、地震などの揺れから建物を守るというクッションのような役割もあります。

 

 

劣化が起こる原因

コーキングの劣化が起こる原因は主に2つあります。

 

・経年劣化

・施工不良

コーキング劣化の原因のほとんどは、経年劣化によるものです。

長年、紫外線を浴び続けることによってひび割れが生じてしまいます。

コーキング施工後、数年経過してからひび割れなどが起こった場合は、経年劣化による可能性が高いでしょう。

また、経年劣化以外にも施工不良が原因となる場合もあります。

施工不良にはコーキング材の量が足りなかったケースや、外壁材との相性がよくないコーキング材を選んでしまったケースなどがあります。

コーキングの施工をしてから、数か月~1年以内ほどでコーキングのひび割れが起こった場合には、施工不良が原因となっている可能性が高いでしょう。

 

 

 

 

コーキングの劣化症状

 

コーキングの役割とは?注意すべき劣化症状について

 

コーキングは建物にとってとても重要な役割を果たしているので、劣化の症状が見られた際に早急なメンテナンスが必要な場合もあります。

次は、注意すべきコーキングの劣化症状について解説します。

 

肉やせ

肉やせとは、コーキング材自体が瘦せて厚みが薄くなってしまうことです。

コーキングには可塑剤という成分が入っており、経年劣化によって可塑剤が溶け出すことで、コーキングが細く痩せてしまうのです。

また、充填したコーキング材が少なかったことが原因でなることもあり、肉やせを放置しておくと剥離につながってしまう可能性があります。

しかしすぐに剥離してしまったり、肉やせによる隙間から必ず雨漏りしたりするわけではないので、緊急性はありません。

ただし、コーキングの劣化症状が始まっている初期症状だということはしっかり把握して、経過を見るようにしましょう。

 

 

ひび割れ

ひび割れの原因は、経年劣化によるものがほとんどです。

コーキングの可塑剤が紫外線によって気化してしまうと、コーキングの弾力性が失われてしまいひび割れが発生してしまいます。

ひび割れが見られた場合は早めのメンテナンスが必要になります。

その際には、耐久性のよいコーキング材を選ぶとよいでしょう。

また経年劣化以外にも、先ほども解説したコーキング材の量が足りなかったなどの施工不良が原因となることもあります。

 

 

剥離

剥離とは、外壁材とコーキングが密着せずに剥がれてしまう現象のことをいいます。

コーキングが剥がれることで、その隙間から外壁裏側に雨水が入り込んでしまい、その結果コーキングの割れや建物の腐食につながってしまうのです。

また、剥離の原因は経年劣化によるものがほとんどです。

経年劣化によってコーキングが縮んでしまい固まることで、次第に剥がれていきます。

施工後、10年ほど経過している場合は経年劣化によるものでしょう。

そのほかにも、プライマーの塗り忘れや地震などの揺れが原因となることもあります。

剥離が起こってしまうとコーキングの本来の役割を果たさなくなってしまうので、早急な対応が必要です。

 

 

 

 

コーキング劣化の放置は雨漏りの原因になる!

 

コーキングの役割とは?注意すべき劣化症状について

 

コーキングの劣化を放置した場合、劣化した箇所から雨水が浸入し続けることによって、雨漏りが発生する可能性があります。

そして、雨水が建物内部に入り込むことで建物の腐食やカビ・シロアリの発生にも繋がってしまいます。

雨漏りや腐食などによって建物の耐久性が低下してしまうので、コーキングの劣化は放置せずに早めのメンテナンスがおすすめです。

 

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まとめ

外壁のコーキングには、建物の寿命にもかかわる重要な役割があります。

そして、経年劣化や施工不良によって、さまざまな劣化症状が発生してしまいます。

その劣化症状を放置しておくと雨漏りや建物の腐食などの原因にもなるので、しっかりメンテナンスすることが大切です。

 

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