外壁塗装・屋根塗装で使うのはどんな塗料?知っておきたい基礎知識を解説
投稿日:2026年6月30日
「塗料」と言っても数え切れないくらいの種類があります。
塗料はそれぞれの場面に適した専用塗料があり、屋根塗装や外壁塗装で使用する塗料も例外ではありません。
そもそも他の塗料とどんな違いがあるのでしょうか?
塗料の仕組みを知っておくことは、これからご検討していただく塗装工事での塗料選びに役立ってくれますので、ぜひこちらの記事でご紹介する塗料の基礎知識をチェックしてみてください!
本記事では、外壁・屋根塗装で使われる塗料の種類と選び方のポイントをわかりやすくご説明します。
外壁塗装・屋根塗装で使うのはどんな塗料?
屋根や外壁での塗装でお客様が目にする塗料は「上塗り塗料」のことを指します。
塗料には「下塗り塗料」と「上塗り塗料」があり、下塗り塗料は塗装面を調整することを目的にしています。
下塗り塗料についてはこちらの「外壁塗装における下塗りの役割」をご覧ください。
上塗り塗料は「美観の向上」「風雨や紫外線などからの保護」「遮熱性などの機能向上」を目的とした塗料。
塗料と言っても建築用だけでなく、車用、工業用、船舶用などたくさんの種類があります。
建築用塗料は大きく分けて以下の分類があります。
・液剤の種類による分類:1液型・2液型
・希釈剤の種類による分類:水性・油性(溶剤系)
上記の分類について詳しいことは後述します。
そして塗料は以下の構成で作られています。
樹脂+顔料+添加剤+希釈剤
・樹脂:塗膜の主成分。耐久性や汚れにくさなどの性能を左右する最も重要な成分
・顔料:塗料の色をつくる成分(クリア塗料は顔料を配合していません)
・添加剤:防藻・防カビ・遮熱などの機能を付与するための成分
・希釈剤:塗装できるよう液体状にするための溶媒
塗料に含まれる樹脂の種類によっても耐久性が異なり、アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素・無機系などが代表的です。
樹脂のグレードが上がるほど耐久性も向上しますが、費用も高くなる傾向があります。
上塗り塗料については以下の記事で解説しております。
1液型と2液型の違い
塗料には「1液型」と「2液型」があります。
この違いは、塗料を使用する際に硬化剤(主剤と反応させる薬剤)を混ぜるかどうかにあります。
1液型の特徴
1液型は缶を開けてそのまま使える塗料です。
硬化剤を別途混合する必要がないため、扱いやすく職人による品質のばらつきが出にくいという利点があります。
2液型の特徴
2液型は、主剤と硬化剤を規定の割合で混合してから使用する塗料です。
化学反応によって硬化するため、塗膜が強固になり、塗装に適用する素材が幅広い利点があります。
ただし、硬化剤を撹拌する手間や保存が効かない点に注意が必要です。
水性塗料と油性塗料の違い
塗料は希釈するものでも違いがあり、「水性」と「油性(溶剤系)」に分類されます。
どちらも外壁・屋根塗装に使用できますが、それぞれに異なる特性があります。
上記でお伝えした「1液型」と「2液型」は、お客様に選んでいただくことは基本的にありませんが、「水性塗料」と「油性塗料」は塗料を選ぶ際に重要なポイントとなりますので、どんな違いがあるか押さえておきましょう!
水性塗料の特徴
水性塗料は、水で希釈して使用するタイプです。近
年は技術の向上により、油性に匹敵するほどの耐久性を持つ製品も増えています。
水性塗料は、においが少なくてVOC(揮発性有機化合物)の排出が少ない環境に配慮された特徴を持ちます。
塗料のにおいが気になる密集地、赤ちゃんや小さなお子様、ペットがいるご家庭でも安心してお選びいただける利点があります。
油性塗料の特徴
油性塗料(溶剤系塗料)は、シンナーなどの有機溶剤で希釈して使用するタイプです。
水性塗料と比較すると臭いが強いというデメリットがあります。
ですが、耐久性と密着力が優れているため、付着しにくい鉄部や滑らかな素材には油性塗料が適しています。
屋根のように劣化しやすい環境に置かれる場所は、今でも油性塗料を使用するケースが多いです。
塗料を選ぶポイント
塗料にはたくさんの種類があり、いざ選ぼうとすると迷ってしまうことも少なくありません。
希望する塗料を絞り込むために、まず以下の3点を事前に整理しておくと、業者との打ち合わせがスムーズに進みます。
1:予算を決めておく
2:次の塗り替えを見越した耐用年数を考える
3:求めている性能を明確にする
上記1〜3の点を事前に整理してお伝えいただくことで、ご希望に沿ったご提案がよりスムーズになります。
また、塗料は建物の状態や立地、素材との相性に合わせて選定することも大切です。
劣化の程度など建物の状態・素材によって適切な塗料タイプが異なります。
海岸に近い塩害地域・日当たりの強さ・カビ・藻の発生しやすさなど、立地環境によっても選ぶべき塗料は変わります。
塗料選びについては以下の記事でご紹介しておりますので、ぜひこちらもご参考にしてください。
まとめ|塗料選びなら亜久里工業にお任せください!
ここまで屋根や外壁に使用する塗料についてお話しさせていただきました。
お客様にとってぴったりな塗料を選ぶには、まず建物の現状や素材、環境などを把握していることが大切です。
亜久里工業ではお客様からお問い合わせをいただいた後に現場調査を実施しております。
そこで建物の状態を細かく調査し、お客様からいただいたヒアリングをもとに、最適な塗料をご提案させていただきます。
建物診断や見積もりは無料で実施しておりますので、これから屋根や外壁の塗装をご計画されていましたら、ぜひ当店にお任せください!
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