塗装工事の下地処理、下塗りは非常に重要です

投稿日:2020年4月1日  更新日:2023年10月27日

「屋根塗装や外壁塗装は下地処理や下塗りが重要」というのはご存知ですか?下地処理とは高圧洗浄やケレン、クラック補修など塗装する前に下地を整える作業のことです。

 

この下地処理が疎かになっていると、どんなに優れた性能を持つ塗料でもグレードの高い高価な塗料でも塗装を長持ちさせることはできません。塗装は下地に密着していることで、長く保つことができるのです。

 

そして下地処理の後に行うのが「下塗り」です。塗装は「下塗り→中塗り→上塗り」の3工程で行い、一番初めの塗装工程が「下塗り」です。「下塗り」は塗装の土台となり、ここもやはり疎かにしてはいけない非常に重要な工程です。

 

つまり塗装の耐久性は「下地処理」や「下塗り」が左右すると言っても過言ではありません。下地処理や下塗りを適切に行なっていることで、塗料の性能を最大限発揮できるのです。

 

ここでは主に下塗りの重要性をご説明したいと思います。

下塗り材プライマー(シーラー)、フィラーの役割

下塗り材は「シーラー」と「プライマー」「フィラー」の3種類があります。下塗り材は基本的に下地への密着性を高める効果があります。また、各下塗り材で付随する機能、適用下地が異なり、用途に合わせて使い分けていきます。

 

・シーラー・・・下地と塗膜を結ぶクサビとなる塗膜を形成します。塗膜の密着性を高めるだけでなく、塗料の吸い込みを抑えて色ムラを防ぐ効果があります。

 

・プライマー・・・基本性能はシーラーと類似しますが、プライマーは主に鉄部や木部で用いられています。鉄部の場合は防錆効果があり、浸透性の高いものだと軽微なひび割れを補強する効果があります。

 

・フィラー・・・凹凸な下地を平滑にする目的で用いられます。肉厚な塗膜を形成し、弾力性があり、ムーブメントに対して追従します。クラック補修など脆弱した外壁にフィラーを塗布することでひび割れ防止になります。

 

一般的に下塗りは1回塗りです。しかし、下地が傷んでいると塗料の吸い込みが多くなり、必要な塗膜厚を確保できないことがあります。塗膜厚が薄くなってしまうと性能が低下してしまうため、使用通りの塗膜厚を確保できるように、再度塗料を塗り重ねる必要があります。特に、モルタル壁で、リシン・スタッコ仕上げなどは非常に浸透するので、多めに塗装をします。

下塗りのその他の役割

下塗りは塗装の密着性を高めるだけでなく、塗装を美しく仕上げる目的もあります。仕上げの色によっては下地の色が浮き出てきてしまうことがあり、このような場合はホワイトなどでベースを作って色ムラが出ないように防ぎます。

 

例えば、大きく色が変わる場合は、ホワイトなどの下塗り材で元の色を隠してから上に塗る方法をとります。

 

時々お客様から、「グレーの壁にするのに、なぜホワイトで塗るの?」と聞かれることがありますが、まさにこれがホワイトで元の壁の色を隠す役割のためなのです。

高圧洗浄やひび割れ補修、シーリングも重要

冒頭でもお伝えしましたが、塗装は下地処理も重要です。塗装する面を「下地」と呼びます。この下地を整えることが下地処理です。下塗り以前に下地がしっかり整っていなければ、塗装は短期間で剥がれてしまうでしょう。下地処理には高圧洗浄やケレン、ひび割れ補修、シーリング工事などがあり、どれも重要な塗装工程なのです。

 

塗装工事の目的はご存知ですか?塗装は建物の見栄えを整えるためだけに行われるものではありません。塗装工事をする目的を見ていきましょう。塗装工事をする目的は「建物を保護するため」「機能性をアップさせるため」「建物の美観性を向上させるため」と3つの目的があります。建物の美観を守るということは、風雨などからの劣化を防ぎ、建物を守ることにもつながっています。

 

テープをイメージしていただくと分かりやすいのですが、汚れているところにテープを貼ったらどうでしょうか?当然ですが、接着が悪くてテープはすぐに剥がれてしまいますよね。この原理は塗装も同じです。年数の経った建物は汚れが蓄積しているため、このまま塗装してもすぐに剥がれてしまいます。ですから、塗装する前に高圧洗浄を行って汚れや古くなった塗膜をきれいに洗い流し、洗浄だけでは落としきれないところはケレンなどを行なって下地を整える必要があるのです。

 

サイディングの目地や屋根材の隙間を埋めるシーリング工事も重要です。シーリングは建物の防水性や気密性を保つ役割を担っておりますので、シーリングが劣化していれば建物の機能性は低下します。

 

さらに水が内部に流れるようになっていたら雨漏りを引き起こしてしまいます。シーリング工事は塗装で隠れてしまいますが、こういった目に見えないところも手を抜かずに細かくメンテナンスすることが、家を長持ちさせるポイントになります。

まとめ 見積りは下地処理や下塗り項目もチェックしましょう

見積もりを依頼したら「下地処理」や「下塗り」の工程の記載があるか確認しましょう。また、工事内容は専門的なものもやはり含まれます。分からないこともあるかもしれません。

 

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