付帯部とは?外壁と一緒に塗装するメリットと付帯部の注意点を解説!
投稿日:2023年2月28日 更新日:2024年3月14日
建物は破風板や軒天井、雨樋、雨戸など様々な部材で構成されています。けっして外壁や屋根だけではないのです。
塗装工事では外壁や屋根以外の付帯部も塗装することが大切です。
「付帯部」という名前だけ見てしまうと、なんとなくオプションやおまけといった印象を受けますが、付帯部に含まれる部材も建物に欠かせません。
付帯部が劣化することで、建物の劣化を早めたり、雨漏りや獣害、虫害などの被害にまで及んでしまったりする可能性がありますので、外壁塗装を行う際は、必ず付帯部も塗装することをおすすめします。
本日は付帯部塗装が必要な理由や付帯部に含まれる部材、蓋部塗装の注意点などをお伝えしていきます!
【外壁塗装の時は付帯部も一緒に塗装しましょう】
付帯部とは前述したように雨樋や破風板、軒天井、フェンスなどの外壁や屋根以外に取り付けられている部材のことを指します。
付帯部に含まれる部材は後述しますが、これら付帯部も定期的に塗装しておかないと劣化が進んでしまいます。
付帯部の塗装は外壁塗装と一緒に行っておくことをおすすめします。
どうして外壁と一緒に付帯部も塗装することをおすすめするか、以下の項目でご説明します。
【どうして付帯部も塗装した方がいい?一緒に塗装するメリット】
付帯部も外壁と同じように経年劣化してきますから、定期的に塗装が必要です。
それではどうして外壁と一緒に付帯部も塗装した方がいいのかというと、以下のメリットがあるからです。
【外壁塗装と一緒に付帯部を塗装しておくメリット】
・コストの節約になる
・何度も塗装工事をする必要がなくなる
・建物全体の美観性が向上する
・劣化の進み具合のズレがなくなる
以下に各メリットについて具体的にご説明していきます。
【コストの節約になる】
メリット1つ目は、コストの節約になることです。
なぜコストの節約になるかというと、足場の重複がなくなるからです。
雨樋や破風板、軒天井など高いところにある部材は、高所作業となるため足場が必要です。
もし、別々に塗装工事をした場合、もう一度足場を設置することになり、一度で工事を済ますよりも足場代一回分の費用がかかってしまいます。
足場代を節約するのなら、付帯部にかぎらず高所作業を伴う工事はできるだけまとめて行っておくのがお得です!
足場代の節約についてはこちらの「屋根と外壁はセットがお得」をご覧ください。
【何度も塗装工事をする必要がなくなる】
メリット2つ目は、何度も塗装工事をする必要がなくなるということです。
工事を開始するまでは、業者に見積もりを作ってもらったり、工事内容について打ち合わせをしたりといろいろやることが多いです。
工事が始まったら足場や作業音、近隣の方への配所など気遣うケースもでてくるでしょう。工事を終えて気疲れしてしまう方も実際にいらっしゃいます。
何度も工事をするということは、こういった負担を抱える回数が増えるということです。
なるべく工事の負担や手間を軽減したいという方は、別々に塗装工事をするよりも一度に済ましてしまうのがおすすめです。
外壁塗装の流れについてはこちらの「お問い合わせからの流れ」をご覧ください。
【建物全体の美観性が向上する】
メリット3つ目は、建物全体の美観性が向上することです。
塗装は劣化すると色あせや汚れの目立ちなどの症状が現れます。
別々に塗装するときれいになったところと色あせていたり、汚れていたりするところで違いが生じて見栄えが悪くなってしまいます。
せっかく外壁塗装をするのなら建物全体がきれいになっていることが理想です。
劣化したところを残してしまっては建物全体の美観性が向上しないばかりか、劣化しているところが悪目立ちしてしまいます。
これから外壁塗装をお考えの方は、美観性の向上のためにも外壁と付帯部は一緒に塗装することをおすすめします。
劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」をご覧ください。
【劣化の進み具合のズレがなくなる】
メリット4つ目は、劣化の進み具合のズレがなくなることです。
付帯部も太陽の紫外線や風雨などにさらされて経年劣化してきます。
劣化した部材は補修や交換が必要になり、メンテナンスコストを上げる原因です。また、部材が損傷することで建物全体の劣化を早める原因にもなります。
付帯部を除いて外壁だけ塗装した場合、付帯部はそのまま劣化が進んでいきますので、外壁との劣化の進み具合にズレが生じます。
劣化の進み方にズレがあると、次の塗装のタイミングが合わせづらくなってしまいます。
一緒に塗装しておけば劣化のズレは起こりにくくなり、次の塗装もちょうどいいタイミングで行うことができます。
外壁塗装の必要性についてはこちらの「【危険】それでも外壁塗装は必要ないの!?放置しないほうがいい理由を解説」をご覧ください。
【付帯部に含まれる部材】
それでは次に付帯部に含まれる部材をご紹介していきます。
付帯部は以下の部材があります。
【付帯部に含まれる部材】
・破風板(鼻隠し)
・軒天井
・雨樋
・霧除け(ひさし)
・シャッターボックス
・雨戸
・笠木
・玄関
・門扉
・フェンス
・ウッドデッキ
・濡れ縁
・水切り
・ガラリ
・配管類
・面格子
など
上記を見ていただくとかなりの数があるのがわかるかと思います。
付帯部は建物によって取り付けられている部材、取り付けられていない部材があります。
また、業者によってオプション扱いにしていることもありますので、見積もり漏れには注意しましょう。
【付帯部は見積もりをよく確認することが大事!】
先程お伝えしたように付帯部は建物によって取り付けられている部材が異なります。
塗装する部材も業者によってはオプション扱いにしているケースもありますので、外壁塗装を行う際は、必ず見積もりをよく確認して塗装する場所を自分でも把握しておきましょう。
後から塗装しないことが発覚すると、追加請求を求められる可能性があり、トラブルの元です。
見積もりは「塗装する場所」「塗装範囲」「使用する塗料名」「単価と合計金額」など内訳を細かく書いてあることが望ましいです。
見積もりの内訳が曖昧な業者は、トラブルを起こすリスクもあります。信頼できる業者に工事を依頼できるように複数の業者に見積もりを取って比較することをおすすめします。
当社は無料で建物診断を行っておりますので、これから外壁塗装をお考えの方はお気軽にご相談ください。
無料診断についてはこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
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