屋根から雨漏りする原因と対策を解説!
投稿日:2024年3月29日
天井から突然水がポタポタと落ちてきたらびっくりしてしまいますよね。
雨漏りは突然発生するもの。
建物に与える被害はとても大きなものですから、雨漏りさせないように普段から対策をとっておくことが大切です。
屋根は雨漏りを起こしやすい場所の一つ。
2階のお部屋で壁や天井に水が染みた跡があれば、もしかすると屋根から雨漏りしているかもしれません。
本日は、屋根からの雨漏りについて解説いたします!
【屋根は3層構造】
雨漏りの原因をご説明する前に、まずは屋根の構造についてポイントをお伝えします。
屋根の構造は、新築工事の時くらいでしか見れませんので、どうやってつくられているか知っている方はそう多くはないかと思います。
屋根の構造は垂木という骨組みがあり、その上に野地板(合板)が張られています。
そして野地板の上には防水シートのルーフィング、次に屋根材が設置され、野地板・ルーフィング・屋根材の3層構造となっています。
この3つの層の中で防水の要となるのがルーフィングです。
ルーフィングの寿命はグレードにもよりますが、一般的なものだと20年程度が目安です。
そのため20年を超えるとルーフィングの寿命で防水性能が低下してくるため、屋根を新しくしていただくために葺き替えやカバー工法工事をご検討していただくことをおすすめしています。
屋根葺き替え工事についてはこちらの「屋根葺き替え工事とは?工事時期と全工程の流れ」をご覧ください。
【屋根から雨漏りする原因】
屋根から雨漏りする原因で挙げられるのがこちらの
【屋根から雨漏りする原因】
・施工不良
・板金の劣化
・ルーフィングの劣化
それでは一つずつご説明していきます。
【原因① 施工不良】
水の侵入を防ぐ処置を雨仕舞いといいます。
新築でもリフォームでも雨仕舞いを適切に行っていなければ隙間ができて水が入ってしまいます。
施工不良の場合、経年劣化と大きく違ってくるのが、工事をした後に比較的に短期間で症状が出てくることです。
もし、期間も経たずに雨漏りの症状が出てきたら施工不良が疑われますので、工事を行なってもらった業者に状況をお伝えください。
新築なら瑕疵担保責任がありますので、10年以内なら無償で修理できます。
雨漏りの件で注意しておかなければならないのが、必ずしも目視で確認できる症状が出てくるとはかぎらないことです。
天井や壁などに症状が出ていなくても雨漏りを起こしているケースもありますので、少しでも疑わしい症状があれば、そのままにせずに業者に相談することが大切です。
定期的に点検することも雨漏りを防ぐ対策となりますので、10年サイクルを目安に点検の実施をおすすめします。
亜久里工業は建物診断・見積もりを無料で実施しております。
お住まいのことでなにかお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。
無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
【原因② 板金の劣化】
屋根には棟板金やケラバ・軒先の水切り、雨押さえ、谷板金などの板金部材が取り付けられています。
屋根板金は、水の侵入を防ぐ雨仕舞いの大事な役割を担っています。
金属製なため錆びてしまうと穴が開いてしまう恐れがあり、それが雨漏りの原因となってしまいます。
現在では錆びにくいガルバリウム鋼板を使用しておりますので、そう簡単に錆びて穴が開いてしまうことはありませんが、昔から使われているトタンの場合は、10年くらいすると劣化が進行してきますので、こちらは定期的に塗装して板金を保護しましょう。
屋根板金についてはこちらの「台風がくる前に棟板金のメンテナンスをしませんか?」もご参考にしてください。
【原因③ ルーフィングの劣化】
屋根の防水構造は、屋根材が一次防水、ルーフィングが二次防水となっています。
この中でもルーフィングは、建物内に水の侵入を防ぐ最後の砦です。
屋根材がどんなに新しくてもルーフィングの防水性が限界にきていれば水が内部に浸透してしまい雨漏りを起こしてしまいます。
【屋根は3層構造】の項でもお伝えしましたが、一般的なルーフィングの耐用年数は20年程度です。
20年以降は塗装ではなく、ルーフィングなどを含む屋根の根本的な修繕が必要となりますので、葺き替えやカバー工法工事などを考えていただきます。
屋根を新しくするときに、屋根材の種類は意識されるかもしれませんが、ルーフィングまでこだわる方はほとんどいません。
ですが、ルーフィングの寿命が葺き替えなど屋根を新しくしていただくタイミングとなりますので、耐用年数を重視される方は、ルーフィングのグレードも気にしておくことをおすすめします。
【屋根からの雨漏りを防ぐ対策と雨漏り調査】
屋根は風雨や太陽光など過酷な環境にさらされ、劣化が進みやすい場所です。
年数が経過すればその分だけダメージを負いますので、必ずメンテナンスを行う時期がやってきます。
屋根の劣化を止めることはできませんが、雨漏りは適切な時期に点検やメンテナンスを行えば防ぐことができます。
屋根の点検は10年前後が目安となっておりますので、このくらいの年数が経ちましたら専門業者に屋根の状態を点検してもらいましょう。
亜久里工業は雨漏り調査と修理工事も承っております。
もし、なにか異変を感じましたら迅速にご対応させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
雨漏り調査・修理についてはこちらの「雨漏りスピード補修」をご覧ください。
雨漏りは屋根からだけではありません。
他にも外壁や窓、ベランダなども雨漏りを起こしやすい場所です。
雨漏りについてはこちらのページも解説しておりますので、良ければご参考にしてください。
「雨漏りを放置することは厳禁!疑わしい症状は早めにご相談を!」
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