外壁塗装の「ケレン」とは?下地処理の要「ケレン」にこだわる理由と実例公開
投稿日:2026年3月26日
「塗装は下地処理が大事!」
というのは、もしかするとご存知かもしれません。
本日は、その下地処理の一つ、「ケレン」についてご紹介したいと思います。
下地処理とは、塗装する面(下地)を整える(処理)工程のことです。
一つの作業を指すのではなく、高圧洗浄やケレン、シーリング処理、補修などの作業があります。
「ケレン」は下地を研磨する作業のことです。
ケレンには、
・塗装の耐久性
・塗装後の見栄え
に非常に関わってきます。
本記事では、塗装における「ケレン」について、わかりやすく解説いたします!
外壁塗装における「ケレン」とは?知っておきたい基礎知識
「ケレン」は、塗料がしっかり食いつくための土台作りです。
あまり聞いたことがない響きだと思いますが、ケレンは「clean(クリーン)」から来ているとも言われています。
その「ケレン」ですが、塗装の耐久性に関わる非常に重要な作業の一つ。
塗装の耐久性は、塗料のグレード以上に下地処理の質に依存します。
「ケレン」とは、簡単に言いますと、「塗装面を研磨すること」です。
サンドペーパーやナイロンパット、スクレーパーなどの手工具やディスクグラインダーといった電動工具を使って下地を磨いて整えています。
なぜケレンが必要?しないと起こるトラブル
「ケレン」の最大の目的は「塗膜を長持ちさせること」「塗装後の見栄えを良くすること」の2点です。
もし、この工程を飛ばしてしまうと、以下のようなリスクが待ち受けています。
・塗膜がペリペリと剥がれる
・塗膜内部に残るサビの侵食
・木材の吸い込みムラ
・表面の凹凸が残り、見栄えが悪くなる
年数が経過していると汚れや古い塗膜、サビ、苔などの不純物がたくさん蓄積しています。
この状態で塗装しても密着が悪く、短期間で剥がれてしまいます。
塗装する前に高圧洗浄していますが、そこですべての不純物を洗い流せるわけではありません。
「ケレン」は洗浄で落としきれなかった不純物をここで徹底的に取り除きます。
塗装直後は綺麗に見えても半年、1年と経過するうちに、下地処理の差が歴然としてきます。
丁寧なケレンを施した現場は、数年経っても色あせや剥がれが少なく、新築のような輝きを保つことができるのです。
下地処理については以下の記事で詳しく解説しております。
ケレンが必要な箇所・素材ごとの使い分け
「ケレン」が主に行われるのは「付帯部」です。
付帯部とは、屋根や外壁以外の建物に付属する部材のこと。
例えば、破風板や軒天井、水切りなどの部材があります。
付帯部についてはこちらの記事をご覧ください。
上記で「ケレンが大事」とあったのに、なぜ屋根と外壁では行われないの?という疑問があると思います。
屋根と外壁は建物の大部分を占めますから、最も意識しないといけない箇所ですよね?
ですが、屋根と外壁はシーラーなどの下塗り材で調整して、塗料を剥がれにくくしていることが、理由の一つにあります。
また、研磨するとデザインが損なわれてしまうことも懸念しなければなりません。
さらに、こんなにも広い面をケレンするのは非常に手間がかかり、その分だけコストもかかります。
そのため、屋根や外壁のように広い面は下塗り材で塗料を剥がれにくくしています。
ただし、凹凸の激しい外壁材は塗料の食いつきが悪く、下塗り材だけだと対応できないことがあります。
このような場合は、外壁全体にケレンを行っていますが、手間もかかるため下地処理にかかるコストが高くなります。
「ケレン」は主に付帯部で行われ、外壁や屋根で行われることはあまりありません。
※金属屋根では錆を落とすためにケレンを行います。
ですが、屋根や外壁で「ケレン」が行われないとはいえ、下地処理をしなくてもいいというわけではありません。
屋根や外壁でも高圧洗浄やシーリング処理、補修などの下地処理を徹底して、塗装しやすい下地に整えておくことが、塗装後の耐久性を決めます。
亜久里工業で実施したケレン作業の実例
続いて、当店で実施したケレン作業の実例をご紹介します!
ケレンには作業内容ごとに第一種から第四種まで分けられています。
戸建て住宅やマンションなどの一般的な塗装工事で行われるのは、
・第三種ケレン:電動工具や手工具を併用する方法
・第四種ケレン:サンドペーパーなどで下地を整える方法
の2つです。
第三種と第四種の使い分けは、下地の程度の差です。
下地の荒れが激しい場合は電動工具も併用する第三種でケレンを行います。
第一種と第二種は塗膜を完全に除去して素地に戻しますが、第三種と第四種は旧塗膜(活膜:劣化しているが、素地に密着している塗膜)を残す作業方法です。
こちらはシャッターボックスをケレンしているところです。
シャッターボックスはスチールが使われているため、サビには注意しなければなりません。

ケレン後に錆止めを塗っておくと、腐食防止になります。
すでにサビがある場合は、完全に除去できるのが理想ですが、層が薄くなり強度が落ちるリスクもありますので、できる範囲でとどめることもあります。

屋根でも棟板金や水切り、雨押さえといった板金部材ではケレンを行います。
釘が抜けていたり、シーリングがひび割れていたりしますので、ケレン以外の下地処理も徹底している必要があります。

破風板や鼻隠しは風雨にさらされて傷みが出やすいところです。
ここもケレンを行っています。

エアコンカバーや雨樋などの塩ビ製(塩化ビニール)の部材は、塗料が付着しにくい性質があります。
ケレンであえて下地に凹凸をつけて、塗料の食いつきを良くしています。

小さな部材も丁寧にケレンすることが大切です。
この細かな作業が塗装の耐久性を左右させます。

FRP防水やウレタン防水といった塗膜防水でもケレンを行います。
この防水工法も下地に塗料が密着することで保つことができるため、ケレンで不純物を除去して塗料が剥がれにくい下地に調整しています。
まとめ|塗装は下地処理が重要な鍵です!
いかがでしたか?
ここまでケレンについてお話しさせていただきました。
ケレンはサンドペーパーなどを使って下地を研磨する作業です。
ケレンには、
・塗装の耐久性を高めること
・塗装後の見栄えを良くすること
の2つの重要な役割があります。
塗装が仕上がると隠れてしまう工程ですので、手抜きがないように、塗装業者の見極めは慎重に行いましょう。
亜久里工業では毎日の作業報告や工事写真のお渡しなどを徹底しております。
安心して工事を任せていただけるように、細部までこだわっておりますので、これから塗装工事をご計画されている方は、ぜひ当店にお任せください。
建物診断や見積もりは無料で実施しております。
お客様のご期待に応える高品質な工事をご提供いたします!
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