屋根の裏側は盲点?軒天井のメンテナンスを放置するリスクと塗装が必要な理由
投稿日:2026年2月27日
住宅のメンテナンスで、屋根や外壁に比べると後回しにされがちなのが、「軒天井」です。
「屋根の裏側だから、そんなに傷まないのでは?」
「雨に濡れない場所だし、そう気にしなくても大丈夫」
このように思われている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ここが盲点なのですが、軒天井はみなさんが思っているよりも傷みやすい場所です。
傷んだまま放っておくと重大な損害を与えてしまうリスクがありますから、軒天井もしっかりメンテナンスしておきましょう。軒天井のメンテナンスは「塗装」が基本です。
本記事では、これまで数多く塗装工事に携わってきた工事専門店のプロの視点から、軒天井の役割やメンテナンスの必要性などについて詳しく解説します。
軒天井とは?知っておきたい基本の役割
軒天井とは、屋根のうち外壁よりも外側に突き出している「軒(のき)」の裏側部分を指します。普段は目に入らない部位ですので、あまり意識することはありませんが、家を下から見上げた時に必ず目に入る部分です。
軒天井が持つ役割は3つあります。
① 延焼防止
② 建物の構造保護
③ 美観の維持
「① 延焼防止」については、建物の防火機能として働きます。万が一、室内で火災が発生し、窓から炎が噴き出した際、軒天井があることで、火が屋根裏に回るのを遅らせます。軒天井には不燃材を用いることが多く、現在の住宅ではケイカル板(ケイ酸カルシウム板)やセメントボードが使われています。
「② 建物の構造保護」については、通気ができるようになっています。小屋裏は熱や湿気がこもりやすく、内部にある構造体の老朽化を早める原因となります。通気性を高めるために、軒天井に換気部材や有孔ボードを取り付けている建物もあります。軒天井の健康状態は家全体の耐久性に直結します。
「③ 美観の維持」については、屋根の垂木(たるき)などの構造材を覆い隠し、すっきりとした外観に見せます。昔からのつくりである和風住宅は、あえて垂木や母屋を見せるデザインですが、現在は軒天井を設ける洋風の住宅が一般的です。
軒天井の塗装が必要な理由と放置するリスク
軒天井は直射日光に当たらず、雨にも濡れにくい場所です。しかし、劣化しにくいかと問われると、他の場所と同様に劣化が進んでいきます。意外かもしれませんが、軒天井は劣化が進みやすい環境にあります。その原因とは、「小屋裏からの湿気や熱」が影響しているからです。
軒天井は塗装を施すことで状態を保っています。この塗装が劣化すると防水機能が低下し、湿気や熱の影響を受けて、素材そのものが傷んできます。症状がひどくなると軒天井が剥がれてしまう恐れがあるため、メンテナンスをせずにずっと放置することは禁物です。
軒天井のメンテナンスを放置すると、このようなリスクがあります。
「カビ・藻の繁殖」
湿気に触れやすいため、風で飛んできた胞子やカビ菌が付着して繁殖します。見栄えが悪くなるだけでなく、保水性が強まり、さらに劣化を早めます。
「剥がれ」
湿気により傷んだ軒天井は、次第に剥がれ落ちます。穴が開いていると屋根裏に小動物(ハクビシンやネズミなど)や虫(ハチなど)が侵入し、住環境を脅かします。
「雨漏りの誘発」
軒天井が雨漏りの直接的な原因になることは少ないですが、風で吹き込んだ雨が建物内部に侵入するリスクはあります。また、軒天井に水シミがある場合は、屋根から雨漏りしている可能性も考えられますので、気になる症状があれば早めに専門業者に相談してください。
亜久里工業では雨漏り調査・修理工事も承っております。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
軒天井の塗り替えのサイン!セルフチェックポイント
軒天井は以下の症状が出ていたら、点検・メンテナンスを検討しましょう。
| 劣化症状 | 状態と危険度 |
| 色褪せ・チョーキング | 色褪せのように美観の低下は塗装が劣化して防水機能が失われている症状です。 |
| 黒ずみ・カビ・藻の発生 | 塗装の防藻・防カビ性の機能が低下し、藻やカビが繁殖しやすい状態です。 |
| 塗装の剥がれ・素材自体の剥落 |
【要注意】 塗装で保護できなくなり、素材そのものにダメージを受けている状態。軒天井が剥落すると張り替えが必要です。 |
| シミ跡(雨染み) |
【要注意】 雨漏りを疑う症状。軒天井からだけでなく、屋根からの雨漏りも可能性があります。 |
軒天井の点検やメンテナンスは、一般的に外壁塗装と同じ10年あたりを目安に推奨します。
軒天井に適した塗料の種類と選び方
軒天井は「湿気がこもりやすい」という特性があります。軒天井にさらされる環境からも藻やカビが繁殖しにくい対策が大事です。
軒天井の塗装には透湿性を備えた塗料がおすすめです。透湿性とは水分(湿気)を通す性能のことで、小屋裏からくる湿気の影響を緩和します。また、軒天井に設ける「軒天換気」があると、換気対策になり、内部の構造体の老朽化を抑制できます。
建物によって環境が異なり、対策も一棟一棟変わってきます。詳しくは実際に建物を診断する必要がありますので、より建物の寿命をのばす対策をご検討している方は、ぜひ当社にお任せください!
軒天井の塗装についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
まとめ|10年経ったら状態確認のため、建物診断の実施をおすすめします!
ここまで軒天井のメンテナンスについてお話しさせていただきました。軒天井は、外壁塗装でいうと「付帯部」に含まれます。この響きから建物の付属物という印象を受けるかもしれませんが、傷んでいても問題ない部位ではありません。
軒天井の劣化が、獣害や虫害を誘発させる可能性があり、雨漏りも懸念されます。何よりも大切なお住まいの資産価値を下げてしまい、修理コストも増えてしまいます。大事なことは、どの建物の部位も正常に保つことです。
亜久里工業では建物診断や見積もりを無料で実施しております。10年も経過すると建物も傷んできますので、この辺りを目安に点検の実施をご検討ください。現地にて、建物の状態や必要な工事など詳しくお伝えさせていただきます!
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