軒天井塗装の必要性と適正塗料の選び方
投稿日:2026年1月30日 更新日:2026年1月31日
軒天井(のきてんじょう)とは、屋根の裏側にある天井のことを指します。屋根の裏側という構造から直接日光は当たりにくいものの、湿気や熱が滞留しやすく、カビや藻、結露が発生しやすい部位の一つです。
日常的に目に入りにくい場所であり、メンテナンスが後回しにされがちですが、塗装などのメンテナンスを怠ると美観を損なうだけでなく、屋根裏への小動物の侵入といった甚大な被害を与えるリスクもあります。
本記事では、健全な建物の維持につなげるために、軒天井を塗装する必要性や軒天井におすすめの塗料、軒天井の塗装方法について解説いたします。
なぜ軒天井の塗り替えが必要なのか?
軒天井の素材は、一般的にケイカル板(ケイ酸カルシウム板)や合板を使っています(近年ではセメント系の軒天ボードも増えています)。これらの素材は、吸水性が極めて高く、無塗装または塗装が劣化している状態では、素材自体の脆弱化が進んでしまいます。
合板のような木材は、含水率が20%を超えることにより、腐朽菌が繁殖して腐食を起こすリスクがあります。軒天井の劣化が進み、剥がれや穴があくなどの損傷があると、最終的に小動物(ハクビシンなど)の侵入を許すことになり、建物全体の寿命を縮めるリスクが生じます。
もともと軒天井は小屋裏につながる構造です。熱や湿気に触れやすいため、劣化しやすい環境にさらされています。軒天井の塗装は、湿気や雨水から守り、建物の性能を維持するために不可欠です。
失敗しない「軒天井の塗料選び」のポイント
湿気の滞留は、カビや藻を発生させ、塗膜の膨れ(剥離)を誘発する直接的な原因となります。また、表面温度と外気温の差により、結露しやすい環境ということも忘れてはいけません。
カビや藻など微生物の繁殖には、防カビや防藻剤が添加された塗料を選択することで抑制できます。湿気の滞りは、透湿性(水蒸気を通す性質)を備えた塗料で対策できます。
外壁塗装で使用する塗料は、一つしか選べないわけではありません。塗装する箇所により素材や状態、環境などの条件が異なるため、それらの条件に適した塗料を選んでいただくことが大切です。
軒天井の「正しい塗装手順」
軒天井の塗装は基本的に外壁塗装で行われる工程と同じ手順で行います。
1:高圧洗浄
2:下地処理(ケレン作業)
3:下塗り(必要に応じてシーラーなどの下塗り材を塗る)
4:上塗り 2回
軒天井は雨ざらしになるとはいえ、屋根が被さっているため直接的な影響がないように思えるかもしれません。しかし、風の吹き込みで汚れるため、塗装前は丁寧に洗浄しておく必要があります。
下地処理ではケレンとシーリング処理を行います。ケレンとはサンドペーパーなどの研磨剤で下地を磨く作業のことです。洗浄で落としきれなかった汚れや古くなった塗膜をケレンで除去し、塗料が密着しやすい下地に調整します。軒天井の継ぎ目や取り合い部(外壁に接する箇所)は隙間が生じるため、シーリング材を充填して密閉させます。
下塗りでは、下地が荒れて塗料が密着しにくい場合に、シーラーなどの下塗り材を塗って下地調整しています。一般的に下地に問題がなければ下地処理後にそのまま上塗りしています。また、密着性に優れる塗料(シーラーレス)でも下地処理後に塗装できます。
軒天井の塗装でも下地処理が疎かになっているとすぐに塗料が剥がれてしまいます。塗装の品質を左右する極めて重要な工程ですので、塗装前に下地処理が徹底されていることが大切です。
塗り替えか、張り替えか?軒天井のメンテナンスを見極めるサイン
塗装はあくまでも外側を保護するメンテナンスです。軒天井内部や軒天井自体の劣化・損傷があれば、塗装以外のメンテナンスも考慮する必要があります。合板(ベニヤ)仕上げの軒天井の場合、経年劣化による層間剥離(ベニヤのめくれ)が発生していたら、除去後に強度を保持できなければ軒天井の張り替えをおすすめします。
軒天井に雨染みがある場合も注意が必要です。屋根から雨水が浸入していると、軒天井に症状が現れることがあります。雨漏りしているリスクが高いため、軒天井を剥がして内部の状態を確認しましょう。
塗装で対応できるのは、建材の強度が維持されている場合に限られます。素材がめくれていたり、雨漏りが原因で剥がれていたりする場合は、塗装ではなく張り替えや根本的な修理をご検討ください。異常を見逃さないことが、結果的に修繕コストを抑えることにつながります。
亜久里工業では雨漏り調査・修理工事にも対応しております。雨漏りは初動が重要となりますので、少しでも疑わしい症状があれば早めにご相談ください。
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ここまで軒天井の塗装についてお話しさせていただきました。軒天井は普段目に入りにくい場所にあります。意識的に見ておかないと劣化を見逃してしまう可能性がありますので、普段から劣化に気づけるように軒天井の状態を見ておきましょう。
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