屋根が色褪せてきた……でも塗装は必要？ ｜横浜市の外壁塗装・屋根塗装専門店(株)亜久里工業

「外壁塗装はよく聞けど、屋根は塗装する必要あるの？」

「屋根が色褪せてきたけど、塗装した方がいいの？」

このようなご相談をいただくことがあります。

 

屋根は風雨や太陽光にさらされて劣化しやすくなっています。

劣化が進めば雨漏りを引き起こすリスクもありますから、しっかりメンテナンスを行っていくことが大事です！

 

屋根塗装は、屋根を維持していくために大切なメンテナンスの一つ。

ですが、本当に塗装が必要なのか疑問に思われることが多いのも事実……

 

そこで本日は屋根塗装が必要な理由や塗装が必要なタイミングなどを解説していきます！

 

屋根塗装の必要性をお伝えする前に、まずは屋根材の種類を確認していきましょう！

屋根材は次の種類があります。

 

・粘土瓦（陶器瓦や洋瓦など）

・セメント瓦

・スレート

・金属屋根（ガルバリウム鋼板やトタン、銅など）

・アスファルトシングル

 

屋根塗装は屋根を維持するために必要なメンテナンス工事ですが、実はすべての屋根材に塗装が必要というわけではありません。

 

屋根塗装が必要な屋根材は、

 

・セメント瓦

・スレート

・トタン屋根

 

の３つの屋根材です。

 

 

セメント瓦やスレートはセメントを原料とする屋根材です。

セメントは水を吸う性質がありますから、水が浸透しないように塗装が施されています。

当然、色褪せなど塗装が経年劣化で摩耗してくれば水を吸いやすくなるため、再塗装が必要です。

 

 

そして金属屋根でもトタンは定期的に塗装しないと錆びてしまいます。

現在主流のガルバリウム鋼板はトタンとは違い、錆びにくくて基本的に塗装する必要はありません。

 

ですが、メッキが剥がれれば鋼板が露出するため、そこからサビが発生してしまいます。

このような状態は、いくら錆びにくいと言われるガルバリウム鋼板でも錆びてしまうため塗装が必要です。

 

屋根のメンテナンス方法についてはこちらの「屋根材別】屋根の3つのメンテナンス方法」をご覧ください。

 

 

このようにセメント瓦やスレートなどのセメント系屋根やトタンや錆びる恐れのある金属屋根は、定期的に塗装が必要です。

これらの屋根材が劣化してくれば、耐久性が低下するだけでなく、当然見栄えも悪くなってきます。

 

屋根塗装は「屋根材の保護」と「美観性の保持」が重要な目的です。

 

もちろん、塗装しないままにすれば、更に状態が悪化して塗装では対応できなくなってしまう恐れがあります。

 

屋根塗装の流れについてはこちらの「屋根塗装はどんな流れで進むの？全工程と工事期間」をご覧ください。

 

それでは、次にいつ屋根塗装をすればいいかをご説明いたします。

屋根塗装を考えていただくポイントは2つあります。

 

それは「年数の経過」と「劣化症状」です。

 

これらの2つののポイントを詳しくご説明していきますね！

 

塗装を考えていただく1つ目のポイントが「年数の経過」です。

屋根塗装は10年が目安です。

 

ただし、10年というのは新築からの10年目でして、2回目以降の塗装は塗料の耐用年数が目安となってきます。

 

・アクリル塗料：5〜7年

・ウレタン塗料：7〜10年

・シリコン塗料：10〜13年

・フッ素塗料：15〜20年

 

上記のように樹脂塗料の種類で耐用年数が違います。

再塗装は塗料の耐用年数を目安に次の塗装工事をご計画ください。

 

屋根塗料についてはこちらの「塗料の種類別！屋根塗装の耐用年数と長持ちさせるコツとは？」をご覧ください。

 

 

屋根塗装を考えていただく2つ目のポイントが「劣化症状」です。

屋根はなにも遮るものがなく、ダメージも蓄積されるため、ある程度年数が経つと様々な劣化症状が現れます。

 

【劣化症状】

・塗装の色あせ

・塗膜の剥がれ

・汚れの目立ち

・コケやカビの発生

・屋根材の破損

・棟板金の歪みや浮き、剥がれ

 

屋根が劣化すると上記のような劣化症状が現れますので、塗装のサインを見逃さないようにしましょう。

 

劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」をご覧ください。

 

 

ここまでご説明した通り、スレートなどのセメント系屋根やトタンなどの錆びる金属屋根は、定期的に塗装が必要です。

そして、屋根塗装は高所作業ですので、必ず足場を設置します。

 

これから屋根塗装をされる方は、ぜひ外壁塗装もご一緒にお考えください。

屋根と外壁を一緒に塗装することで、足場を何度も設置する必要がなくなり、足場代を節約できます。

 

足場代は15〜25万円ほどでして、外壁塗装総額の約2割も占めます。

こう考えると足場はけっこう高いですよね……

 

屋根と外壁を別々に塗装してしまうと、工事をするたびに足場を設置しなければいけませんので、その分だけ足場代も掛かってしまいます。

 

足場を設置する工事をするなら、できるだけこのタイミングで高所作業となる工事（屋根や外壁の塗装だけでなく、コーキング工事や棟板金工事、雨樋工事も高所工事です）をまとめて行ったほうがお得なのです。

 

1回の工事代は高くなるかもしれませんが、長期的に見ると一緒に工事したほうがコストが安くなりますので、できるだけ足場は有効に使い、屋根と外壁を一緒に塗装してください。

 

屋根塗装と外壁塗装の費用を安くする方法についてはこちらの「工事はまとめてするのがお得！屋根塗装・外壁塗装の費用を安くする方法」もご覧ください。

 

 

どうでしたか？

屋根塗装も大切なお住まいを維持していくために必要なメンテナンスです。

屋根は傷みやすい環境にありますので、塗装だけでなく、他のメンテナンスも忘れずに行いましょう。

 

屋根は高いところにあり、中々傷んでいても気がつきにくいです。

そのまま放置してしまわないように、当社は定期的に屋根点検の実施をおすすめしております。

 

亜久里工業は無料で建物診断を行っておりますので、屋根のメンテナンスのことでなにかお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください！

 

無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。

 

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