外壁塗装の時は門塀の塗装もしましょう!
投稿日:2023年1月6日 更新日:2023年1月7日
大切なお住まいも風雨にさらされてだんだん汚れや色あせが目立ってきます。美観性を維持するだけでなく、建物を保護するという意味でも定期的に外壁塗装が必要なのですが、建物以外も塗装しておくところがあります。
その一つが門塀です。
門塀が塗装されている場合は、こちらも定期的に塗装しておかないと剥がれてしまいます。なによりも人の目に触れるところですから、見栄えはちゃんと整えておきたいですよね。
汚れていたり、色あせていたりすると、建物がきれいにでも古くなった塀の方が目立ってしまって見栄えが悪くなってしまいます。
今回は外壁塗装と一緒に塗装しておきたい門塀の塗装についてお伝えします!
【門塀とは?】
門塀とは敷地入り口にある塀のことで、未塗装のものや塗装されているもの、タイルで仕上げられているものなど仕上げ方がいろいろあります。
現在では敷地の関係から門柱だけ設けていたり、塀そのものがなく、そのまま玄関にアクセスできる建物もあります。
今回は塗装されている門塀のメンテナンスについて詳しく解説していきたいと思います!
【外壁塗装をするときは門塀も塗装しましょう!】
門塀はコンクリートブロックを積んで作っています。塗装されている門塀は、年数の経過で塗装が古くなってきますので、定期的に塗装が必要です。
塗装が剥がれた門塀は、建物がきれいでも古い印象を与えてしまいます。また、コンクリートブロックは、水を吸う性質がありますので、塗装が古くなっていると防水性が低下し、塀自体が脆弱して崩落する恐れがあります。塗装は見栄えを整えるだけでなく、塗装されているものを保護します。
そのため外壁塗装をするときは、門塀も必ず塗装しておくことが大切です。
劣化が進み塀を修理することになってしまうと、通常よりも維持費がかかってしまいます。大切なお住まいを維持するためにはある程度の期間周期的にメンテナンス工事をしていく必要がありますから、修理代が増えてしまわないように劣化が進む前に塗装で保護することが大切です。
劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」をご覧ください。
【門塀は塗装の剥がれに注意!】
門塀は塗装の剥がれに注意しなければなりません。
その理由は下地から塗装が剥がれている状態を放置すると、そこからどんどん被害を広げてしまうからです。
前述したようにコンクリートブロックは水を吸う性質がありますので、塗装が古くなっていると水を吸って下地から塗装を浮かしてしまいます。
また、建物によっては植栽に囲まれていたり、土に触れていたりしますので、そこから水が浸透してくるケースもあります。水を含んだ状態だと塗膜と下地の間に水分が溜まり、塗装を浮かしてしまいます。
門塀の上端は平らになっていますので、ここも注意するポイントです。平らになっているところは水が流れにくくなりますので、そこに水が溜まり、だんだんと塀の内部に水が浸透してきます。これも塗装が剥がれる原因となります。
塗装が剥がれてしまうとなぜ大変なのかというと、通常なら既存の下地を調整してからすぐに塗装できますが、下地から剥離している状態では、その上から塗装することができないため、塗装が剥がれないように色々と手間をかけなければいけないからです。
また、塗装を剥がせば模様も壊れてしまうため、下地を作った後はもう一度模様を作り直す必要があります。
塗装が剥がれると工程数が増えて工事代が高くなってしまいます。門塀はとくに水分を溜めやすい個所でして塗装が剥がれやすいですから、塗装が剥がれて工事代が高くなってしまわないように注意しましょう。
【門塀の塗装におすすめの塗料】
門塀は水分を含みやすく塗装が剥がれやすいということをお伝えしました。すぐに塗装が剥がれてしまうのでは、メンテナンスが大変と思うかもしれませんが、塗装が剥がれにくくする対策もあります。
門塀の塗装は透湿性のある塗料で行うのがおすすめです。
透湿性とは水分を外に逃す性質のことで、水分を溜めやすい門塀にぴったりです。
カチオン系の塗料なら透湿性と一緒に付着力にも優れていますので、門塀の塗装におすすめの塗料です。
塗料はたくさん種類があり、場所や素材、環境に合わせて適切な性能を持つ塗料を選ぶことが大切です。
塗装工事は建物の特性や環境を把握していなければ最適な工事プランを立てることができません。そのため工事を行うときは必ず現地調査を行われていることです。
当社は無料で建物診断を行なっております。診断後はお客様に最適な工事プランや塗料などをご提案させていただきます。これから塗装工事をお考えの方は、ぜひ当社の無料診断をご利用ください。
無料診断についてはこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
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