サイディング外壁の寿命40年!メンテナンスの目安や劣化症状についても解説

投稿日:2022年11月12日

サイディングは外壁材の中で最もシェアの高い外壁材です。

近年では、さまざまなサイディング外壁が開発され、高性能のものも多くなりました。

しかし、メンテナンスをするかしないかで、その寿命に大きく影響することはご存じでしょうか。

 

そこで、今回は、今人気のサイディング外壁における

・寿命

・サイディングの種類とメンテナンス時期の目安

・劣化症状

について解説していきます。

サイディング外壁は40年で寿命を迎える

メンテナンス

以下が一般的に住宅に使われる外壁の寿命です。

サイディングの寿命は40年程度となります。

 

・モルタル外壁・・・30年

・サイディング外壁・・・40年

・ALC外壁・・・60年

・タイル外壁・・・40年

 

サイディングには、種類が4種類ありますが、なかでも窒業系と呼ばれる石やレンガ調のサイディングは、とても人気

耐震性や耐火性に優れた外壁材で、使いやすく施工も簡単なため、新築住宅の約7割に採用されています。

 

しかし、窯業系のサイディングの原料はセメントですので、劣化が進むとダメージも大きいのも特徴です。

サイディングの塗料が太陽光などで劣化すると、雨を含むようになってしまいます。

 

また、中の素材がむき出しになることで、カビや雨漏りなどが進行。

建物内部の損傷へとつながる可能性もあるのです。

 

いくら丈夫な窯業系のサイディングといえども、他の外壁同様、メンテンナンスが鍵を握ることとなります。

 

サイディング外壁の種類とメンテナンス時期は?

サイディング

窯業系サイディング

窯業系サイディングは、一番人気のサイディング材で、固められた木質系の繊維に塗装で色や模様が付けられています。

丈夫ではあるものの、前述したように劣化が進むと雨水を吸い込んでしまう性質があるため、塗料が劣化してくる築7~10年で塗り替えが必要です。

 

 

金属サイディング

金属サイデイングは、トタンやガルバリウム鋼板のような金属でつくられた外壁で、窯業系サイディングのように水を吸い込むことがないため、築10~15年での塗り替えとなります。

しかし、傷がつくとサビが発生するため注意が必要です。

 

 

樹脂系サイディング

樹脂系サイディングとは、プラスチックが原料の薄い板状の外壁材です。

・軽く耐震性優れている

・他の外壁材と違って、商品によってはコーキング工事が必要ないこともある

・原料に顔料を練りこむため、色褪せがほとんどない

・雨・凍害・塩害に強い

など、とても優れた特徴をもっています。

 

そのため、塗り替え時期は築10~20年

商品によっては30年保証が出ているほど、寿命の長い外壁材です。

 

樹脂系サイディングは海外では人気ですが、日本においては職人が少ないため普及率はあまり多くはありません。

また、施工費用も高額となってしまいます。

 

 

木質系サイディング

木質系サイディングとは、断熱性や耐火性をもつ薄い板材の外壁材です。

一般的に無垢な木材の表面を加工しているので、温もりがありオシャレ。

木材本来の温かさはそのままに、虫に食われにくくなっているのも特徴です。

 

しかし、木目を生かしながらのクリヤー塗装によってメンテナンスを行うため、塗り替え時期は築8~10年ほど。

木質系サイディングはランニングコストがかかってしまうのがデメリットといえる外壁材です。

 

サイディングの劣化症状

サイディング

ここでは、サイディングの主な劣化症状について解説していきます。

劣化症状がみられた場合、そこでメンテナンスを行うかどうかが、建物の寿命を左右します。

メンテナンス時期を逃さないように注意してくださいね。

 

外壁の劣化症状について、詳しくは「こんな症状には要注意」でも解説しています。

ぜひ合わせてご覧ください。

「こんな症状には要注意」はコチラ

 

 

【サイディングの劣化症状1】ひび割れ

ひび割れは、サイディングが水を吸って膨張や収縮を繰り返すことで生じます。

これは、表面の塗膜が劣化し、水から外壁を保護することができなくなったことを示す症状です。

ひびを放置すればそこから雨が入り込み、カビが内部まで根付いてしまう可能性もあります。

 

細く浅いひびであれば、塗装によって埋めることもできますが、ひびの幅が0.5mm以上になってくると補修しなければなりません。

補修すると跡が目立ってしまうことも多いですし、費用もかかってきます。

いいことはありませんので、早めに塗り替えを行いましょう。

 

【サイディングの劣化症状2】チョーキング

手で外壁に触れると、白い粉が付く状態のことを「チョーキング」といいます。

塗装は表面が樹脂となっており、その下に染料というような構造となっています。

チョーキングとは、その表面の樹脂が劣化し、中の染料が露出した状態。

つまり、塗膜表面の機能が低下しており、防水性が弱く、カビやコケなども付着しやすい状態となっています。

 

チョーキングは、すぐすぐに外壁内部にダメージを与えることを示すものではありませんが、塗膜が劣化し始めたことを示すものとなりますので、これを機にメンテナンスを検討することがオススメです。

 

【サイディングの劣化症状3】目地(コーキング)のひび割れ

コーキングサイディングとサイディングの間の目地に埋められているゴム状のものがコーキングです。

コーキングは太陽光によってダメージをうけることで亀裂が入ったり、硬くなって痩せてきたりします。

コーキングのひび割れの隙間から雨が入ってしまうと、外壁内部もダメージが広がる可能性がありますので、コーキングについても打ち替えや打ち増し工事が必要です

 

コーキング工事の目安は7~10年。

「外壁塗装の寿命は延ばしても、コーキングの寿命は短いまま」とならないよう、注意が必要です。

外壁の塗り替えに耐久性のある優れた塗料をつかう場合には、コーキングも耐久性の優れたものを選ぶようにしましょう。

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【サイディングの劣化症状4】汚れやカビ・コケの付着

サイディングは本来は汚れやカビ・コケなどが付着しにくくつくられているものですが、劣化が進行するにつれてそれらも付着しやすくなります。

すぐにメンテナンスしなければ深刻なダメージを与えるものではありませんが、長期間放置しておくと色素沈着したり、根が張りサイディング自体の交換が必要になったりする場合もありますので注意しなくてはなりません

 

 

まとめ

サイディング

今回は、サイディング外壁の

・寿命

・メンテナンスの目安

・劣化症状

についてまとめました。

 

サイディングはとても機能に優れた外壁材が、定期的なメンテナンスが必要不可欠。

劣化症状に気づいたら、できるだけ早くプロに調査をお願いするようにしましょう。

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