塗料の種類別!屋根塗装の耐用年数と長持ちさせるコツとは?
投稿日:2022年5月28日 更新日:2022年6月9日
屋根塗装は外観の美しさを保つほかにも、屋根や家自体の劣化を防ぐ役割を持っています。
屋根塗装の劣化が進んでしまうと、景観を崩すだけではなく家の寿命にも影響してしまうのです。
そのため屋根塗装で使用する塗料の耐用年数を守り、定期的にメンテナンスすることが大切です。
この記事では、屋根塗装の耐用年数について塗料の種類別に解説します。
また、屋根塗装を長持ちさせるコツもご紹介するので、屋根塗装で悩まれている方はぜひ参考にしてください。
屋根塗装の耐用年数【塗料の種類別】
屋根塗装と外壁塗装で使用する塗料の種類は同じものです。
しかし、屋根は太陽の光や雨風の影響を直接受ける箇所なので外壁よりも劣化しやすく、塗料の耐用年数も短くなるのです。
また屋根塗装の耐用年数は6~15年ほどとされていますが、塗料の種類によって異なります。
まずは、種類別の耐用年数について解説します。
アクリル塗料:5~7年
アクリル塗料の特徴は、発色がよい鮮やかなカラーと乾燥の早さです。
乾燥が早いので短期間での工事が可能となり、費用も抑えられるというメリットがあります。
しかし、紫外線に弱く耐久性に劣るというデメリットがあるため、現在ではあまり使用されることはありません。
ウレタン塗料:7~10年
ウレタン塗料は、密着性が高いので汚れにくく色褪せしにくい塗料です。
また、光沢感があるのでツヤのある仕上がりになります。
シリコンと比べると耐用年数が短いため、現在では徐々に使用頻度が低下しています。
シリコン塗料:10~13年
シリコン塗料は汚れにくく色褪せしにくいという特徴があり、現在屋根塗装や外壁塗装で最も使用されている塗料になります。
耐熱性・耐水性・耐候性などの機能性に優れており、耐用年数も長くコストパフォーマンスも高いのが特徴です。
また、カラーバリエーションが豊富なところも魅力の1つです。
ラジカル塗料:12~15年
ラジカル塗料は、防カビ性・防藻性・防汚性に優れた塗料です。
また、色褪せもしにくいためツヤが持続します。
シリコン塗料よりも耐用年数は高いですが、費用はシリコンとあまり変わらないため現在注目されつつある塗料です。
フッ素塗料:15~20年
フッ素塗料は耐用年数がとても長く高性能な塗料で、汚れにくく光沢感があるのが特徴です。
従来は、ビルや商業施設などでの使用がほとんどでしたが、最近では一般住宅の塗装にも使用されるようになりました。
光触媒塗料:15~20年
光触媒塗料は、耐久性・防汚性に優れた塗料です。
太陽光で汚れを浮かせて雨水で汚れを洗い流す自浄作用があり、メンテナンス性に優れています。
また、空気浄化機能があるので地球に優しい塗料といわれています。
無機系塗料:15~25年
無機系塗料は有機物を含まないので紫外線に強く、耐用年数も長い高性能な塗料です。
そのためメンテナンスは少なくて済みますが、その分費用が高いため使用されることは少ないです。
屋根塗装の耐用年数を過ぎた場合
耐用年数が過ぎてしまった場合、以下のような劣化症状が発生する可能性があります。
チョーキングが発生する
チョーキングとは雨や紫外線によって塗料の合成樹脂が劣化して、塗料の顔料が粉状になって塗装面に現れる現象です。
塗装面を手で触った際に白い粉が付きます。
チョーキングが発生しているということは、塗膜が劣化しているサインです。
コケ・藻が生える
コケや藻は、水分がある環境で繁殖します。
耐用年数が過ぎて塗装面の防水機能が低下することで水切れが悪くなり、コケや藻が発生してしまうのです。
コケや藻の発生を放置しておくと屋根の劣化をどんどん進んでいくので、メンテナンスで除去することが大切です。
ひび割れが発生する
ひび割れは防水機能が低下した屋根が水分を含み、屋根材が膨張と収縮を繰り返すことが原因で発生します。
塗膜の保護機能が低下しているサインで、放置しておくと雨漏りの原因にもなります。
劣化症状については、「こんな症状には要注意」からご確認ください。
屋根塗装を長持ちさせるコツ!
屋根塗装はできるだけ長持ちすることに越したことはないでしょう。
では、長持ちさせるためにはどうしたらよいのでしょうか?
最後に、屋根塗装を長持ちさせるためのコツについてご紹介します。
耐用年数の長い塗料を選ぶ
屋根塗装で塗料を選ぶ際「長持ちする塗料がいい」と考える方は多いでしょう。
そのためには、耐用年数が長い塗料を選びましょう。
機能性にも耐用年数にも優れた、シリコン塗料かフッ素塗料がおすすめです。
定期的なメンテナンスをする
屋根塗装を長持ちさせるためには、劣化を進行させないことが重要です。
屋根塗装に劣化症状があるのにそれを放置し続けると、どんどん劣化が進んでいきます。
劣化が進み続けると、塗装工事では修繕が不可能になる場合もあるのです。
そのようなことにならないためには、劣化が発生する前に定期的なメンテナンスをすることが重要になります。
まとめ
塗料は種類によって耐用年数や特徴が異なり、屋根塗装を長持ちさせるためには耐用年数が長く機能性に優れた塗料を選ぶことが重要です。
また、耐用年数を過ぎてしまうとさまざまな劣化が起こる可能性があるので、定期的なメンテンナンスをおこなうようにしましょう。
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