サイディング張り替え工事と外壁塗装、どっちがおトク?

投稿日:2020年4月1日  更新日:2024年2月29日

よくお客様から「10年に1回外壁塗装をするのと、サイディングを張り替えた場合でどちらがお得なの?」とご相談をいただきます。

 

外壁のメンテナンスは「①外壁塗装」「②張り替え」「③外壁カバー工法」の3つがあります。

 

選択肢があると状態に応じて適切な方法で施工することができます。しかし、的確な見極めができなければ余計な費用が発生してしまったり、不具合を起こしてしまったりしますから、どの方法で工事をするか慎重に決めていくことが大切です。

 

それでは上記で挙げた3つのメンテナンス方法について解説していきます。 

回答① 費用と耐久性のバランスが大切

左の表は25坪 2階建ての一般的な住宅で各工事を行なった場合の費用です。

 

外壁材や塗料の種類など工事で使用する材料によって費用は異なりますが、この中で最もコストが掛かるのは「外壁の張り替え」です。「外壁の張り替え」は「外壁塗装」の倍以上のコストが掛かります。

 

耐用年数も見てみましょう。「外壁張り替え」や「外壁カバー工法」は、外壁塗装よりも耐用年数が長くなっています。それを10年単位で計算した場合、最もコストが安くなるのは「外壁塗装」でした。

 

「外壁張り替え」や「外壁カバー工法」も10年に一度は塗装などのメンテナンスが必要です。費用面だけで考えると外壁塗装の方が良さそうですね。

回答② 築年数で最適な工事が変わる

外壁塗装と外壁張り替え(または外壁カバー工法)の線引きとなる決め手は「築年数」による影響がとても大きいでしょう。例えば築年数が10〜20年未満であれば、そうとうな劣化が生じていないかぎり、塗装で対応できます。

 

しかし、20年を超えてくると、今度は建物内部も劣化が顕著に現れてくるため、塗装だけで対応するのは懸念されます。築年数が20年以降であれば、外壁張り替えや外壁カバー工法のほうが建物の改善につながり、大きなメリットを得られます。

 

外壁を張り替えれば、内部の下地や防水紙も新しくできます。断熱などの問題がある場合は、このタイミングで性能をバージョンアップすることも可能ですので、ぜひこのタイミングでご検討してみるのもいいかもしれません。
 

回答③ 外壁カバー工法は施工実績豊富な施工店に依頼

外壁を新しくするには「外壁の張り替え」と「外壁カバー工法」の2つの方法があります。結論から申し上げますと、当店では多くのお客様に外壁の張り替えをおすすめしております。理由としましては、外壁カバー工法は、既存外壁を覆うような形で施工されますので、内部がどんな状態か確認できないからです。築年数が20年を超えている場合は、内部もそれなりに傷んでいますので、なるべく内部も確認しておいたほうが安心です。

 

また、耐震性においても外壁を張り替えたほうが有利です。前述したように外壁カバー工法は、既存外壁が残る形となるため、建物への負担が増してしまいます。耐震性が低下して地震に弱い建物になる恐れがあります。もし、カバー工法を採用する場合は、しっかりと地震に耐えられる建物であるか見極める必要があります。メンテナンスのしやすさも外壁カバー工法は、少々問題があります。もし、元々の外壁のところで雨漏りが起きた場合、せっかく新しくした外壁材を剥がさなければなりません。

 

もちろん外壁カバー工法は解体が最小限に済みコストを抑えられるメリットがありますから、条件が合致していればとても大きな利点を得られます。重要なことは、どの工法が建物にとって適切であるか的確に見極められることが重要です。価格だけで判断はせず、施工実績のある施工店に、最適な工法を判断してもらいましょう。

まとめ 資格と知識をもった塗装店に相談しましょう

・築20年以上経過していたら外壁塗装の他に外壁の張り替えも検討する
・価格の安さだけでカバー工法を選ぶのは禁物。適した工法かよく見極める。
 
建物のメンテナンス工事を行う上で大事なことは、現在の建物の状態を細かく把握し、それを元に工事計画を立てることです。それには事前に建物の状態を診断しなければなりません。きちんと診断もせずに「性能の高い塗料だから大丈夫」「カバー工法は安いし、メンテナンスもしやすいですよ」という工事店には十分にお気をつけください。

 

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