雨どい、こんな症状が出たら要注意!

投稿日:2020年4月1日  更新日:2024年9月26日

雨どいは雨水をスムーズに排水するための設備です。

少し地味な印象があるかもしれませんが、建物になくてはならない大事な役割があります。

 

現在普及している塩ビ製の雨どいは、20年程度が寿命と言われています。

ですが、雨や風、雪など様々な要因にさらされています。

寿命を迎える前に不具合を起こすことが多いですから、雨どいにどんな症状が出るかポイントを押さえておきましょう!

 

本記事では、雨どいによく見られる症状について解説いたします。

 

雨どいにこんな症状が出たら要注意!

雨どいはいくつもの部材で構成される総称。

一つ一つの部材にはちゃんと名前があり、主要な部材が「軒樋」「竪樋」「集水器」の3つです。

 

外壁から張り出している屋根の天井部分は「軒天井」といいます。

湿気に触れるところなので、こちらも状態には注意しておきましょう。

 

以下に雨どいの主要な部材で起こりやすい劣化症状についてご紹介します。

 

屋根から流れてくる雨水を受ける軒樋で起こりやすい劣化症状

雨どい、こんな症状が出たら要注意!

 

軒樋は屋根から流れてくる雨水を受ける部材です。

ここで起こりやすい劣化症状がこちらです。

 

【軒樋で起こりやすい劣化症状】

・ゆがみ

・たわみ

・脱落

・勾配のずれ

・水漏れ

・詰まり

・金具の破損

 

雨どい、こんな症状が出たら要注意!

 

雨どいからの水漏れというとだいたい軒樋が原因しています。

軒樋の接合部に継ぎ手という部材を取り付けますが、経年で接着剤が劣化して隙間を作り、そこから水が漏れてきます。

 

雨どい、こんな症状が出たら要注意!

 

軒樋に落ち葉や枝などゴミが溜まることもよくあります。

ゴミが溜まると水を堰き止めて雨どいから溢れてきてしまいます。

外壁や基礎などを汚し、劣化を早める原因の一つなので、定期的に清掃を行うことをおすすめします。

 

雨どい、こんな症状が出たら要注意!

 

また、雨どいの崩落もよく見られます。

とくに雪が降る地域は要注意。

 

屋根に積もった雪が滑り落ちて軒樋にのしかかり、その重みに耐えきれずに雨どいごと落ちてしまいます。

落雪は大変危険ですから、大量の雪が落ちてこないように屋根に雪止めを設置するなど対策を行なっておきましょう。

 

軒樋と竪樋の中継地点。集水器の劣化症状

雨どい、こんな症状が出たら要注意!

 

集水器は竪樋と軒樋を中継する箱状の部材です。

上合(じょうご)とも呼ばれ、総称も兼ねているものもあります。

集水器で起こりやすい劣化症状がこちらです。

 

【集水器で起こりやすい劣化症状】

・脱落

・集水器のずれ

・詰まり

・集水器の破損

・集水器に接続するエルボの破損

 

雨どい、こんな症状が出たら要注意!

 

集水器からの水漏れもよくある症状です。

風であおられて位置がずれると隙間が生じ、そこから水が漏れてきます。

 

また、軒樋と同様に落ち葉などのゴミが入り込みやすい形状をしています。

竪樋にまでゴミが入り込んでしまうと取り除くのが大変ですから、「落ち葉除けネット」などで対策するとゴミが入りにくくなります。

 

地面に雨水を排水する竪樋で起こりやすい劣化症状

雨どい、こんな症状が出たら要注意!

 

竪樋は集水器からの雨水を最終的に地面や雨水配管に排水するための部材です。

外壁に沿って取り付けてあるのが竪樋です。

竪樋でよく見られる劣化症状がこちらです。

 

【竪樋で起こりやすい劣化症状】

・竪樋が外れる又は割れる

・支持金具からの雨漏り

 

軒樋や集水器に比べると症状の数は少ないですが、被害にあいにくいかというとそうではありません。

とくに「風で飛ばされてしまった……」というご相談では竪樋であることがよくあります。

 

塩ビ製の雨どいは経年劣化で硬質化して割れやすくなります

風に抵抗できずに竪樋が割れて飛ばされると近隣にも被害を与えてしまうので注意が必要です。

 

雨どいの交換やメンテナンス時期はいつ?

飛ばされ、落下してしまった雨どい

 

ここまで雨どいの劣化症状についてお伝えしてきました。

現在の雨どいは耐久性が高くて長持ちですが、それでも耐用年数とされる20年を迎える前に水漏れなどの不具合が生じてきます。

被害が出てから対応すると他のところでも影響が出てしまう可能性がありますので、なるべく問題になる前に対処するのが理想です。

 

10年あたりから劣化症状や不具合が出てきます。

この時期は外壁塗装などもご検討していただく時期ですので、このあたりを目安に点検と状態に応じてメンテナンスを行うことをおすすめします。

 

雨どい、こんな症状が出たら要注意!

 

雨どいの交換時期は寿命を迎える20年目以降が目安です。
雨どいの年数が10年を超えてくると交換部材も生産停止になり、部分交換できなくなってきますので、もし、全体的に劣化が進んでいましたら雨どい全体の交換をご検討ください。

 

亜久里工業では雨どい工事も承っております。

無料診断も実施しておりますので、雨どいのことでなにかお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。

 

雨どいについてはこちらの記事でも解説しております。

良ければこちらもご参考にしてください!

 

雨どいの修理・交換と工事のポイント!工事に保険が適用できる場合も解説

雨どいの重要性!修理や交換が必要なケースとは?

 

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