下地調整の重要なポイント4 ひび割れ、クラック補修(屋根)
投稿日:2020年4月1日 更新日:2025年4月30日
業者に点検してもらったら屋根が割れていると言われた……
二階の窓から一階の屋根が割れているのが見えた……
庭に出ると屋根の破片が落ちていた……
このような経験はありませんか?
そもそも屋根って簡単に割れてしまうものかも疑問ですよね。
こちらでは住宅に多く普及しているスレートのひび割れやひび割れていたときの補修方法についてお話しさせていただきます。
スレート屋根は割れやすい?
住宅に多く普及するスレートはカラーベスト、コロニアルとも呼ばれています。
スレートはセメントと繊維質を混ぜてつくるセメント系の屋根材です。
昔から使われている瓦と比べるとスレートは非常に軽量で耐震性の向上を図れます。
※瓦の重量:約50kg/㎡ スレート:約20kg/㎡
日本は地震大国ですから、耐震性には意識しておきたいところです。
屋根が軽くなると重心が下がり地震の揺れを軽減できます。
さて、軽量なスレートですが、厚みは5mmほどと薄くつくられています。
スレートの基材自体は防水性がなく、水が浸透しないように塗装されています。
その塗装も年数の経過で摩耗し、次第に防水性が失われていきます。
保水性をもつようになると膨張と収縮が大きくなりますから、ひび割れや破損が起こりやすくなります。
割れた破片は風で飛散する危険性がありますので、10年くらいとある程度年数が経っていましたら屋根に損傷がないか業者に点検してもらうことをおすすめします。
スレートが割れる原因
屋根は太陽光、風、飛来物と劣化しやすい環境にさらされています。
さらにお施主様側から見えにくい場所なため、劣化の進行には気をつけましょう。
スレートが割れる原因の一つが「塗装の摩耗」です。
塗装が劣化すると水が染み込みやすくなり割れやすくなります。
美観の問題だけに思える苔も保水性を強めますので、スレートの破損につながります。
飛来物はスレートを破損させる原因の一つ。
台風では被害が多く発生しますので、天候が荒れた日は屋根に問題がないか業者に点検してもらうことをおすすめします。
業者に点検を頼むと梯子をかけて屋根に登ります。
ここで適切な点検を行える業者に相談しないとスレートを割られてしまいます。
年数が経過したスレートは脆くなっているため、足の置き場をちゃんと考えないと重みで割れてしまいます。
点検ではスレートへの負担が少ない継ぎ目を踏み場にしています。
業者に点検を依頼するときは悪徳業者にご注意ください。
近年では「屋根が割れていますよ」と不安をあおり点検から契約へと促そうとする「点検商法」が流行っています。
訪問販売業者に多い手口ですので、突然訪問してきても毅然に断りましょう。
業者選びについてはこちらのページをご参考にしてください。
スレート屋根の補修方法は?
スレートにひび割れなど破損がある場合は塗装する前にちゃんと直しておきましょう。
ちょっとしたひび割れなら塗装すれば隠れてしまうかもしれませんが、それでは根本的な改善にはなりません。
後々、問題を起こす可能性も考えられますので、補修は徹底しておきましょう。
ひび割れの症状が軽ければシーリングやプライマーで補修できます。
深くまで亀裂がないことが望ましいです。
スレートが大きく破損している場合は「差し替え」をおすすめします。
「差し替え」とは破損しているスレートを引き抜き、そこに新しいスレートを差し込む補修方法です。
屋根をすべて葺き替えるよりも工事を最小限に抑え、安いコストで屋根を修繕できます。
損傷が激しい、20年を超える築年数な場合は葺き替え工事やカバー工法をご検討ください。
年数が経っていると内部も傷んできます。
雨漏りのリスクを高めるため、屋根の状態を考慮して最適な工事方法をご検討ください。
葺き替え工事やカバー工法についてはこちらのページでご紹介しております。
ひび割れやクラックからの雨漏り対策は?
屋根は雨の影響を強く受け、雨漏りのリスクが常につきまといます。
雨漏りを防ぐには適切な雨仕舞いがされており、定期的なメンテナンスを行なって正常な状態を保つことです。
スレートなら定期的な塗装が屋根の状態を保ちます。
最初の塗り替え時期は新築から10年後が目安となっており、2回目以降は使用した塗料の耐用年数が塗り替え時期になります。
スレートの下にはルーフィンがありますので、スレートに破損があってもすぐに雨漏りすることはありません。
ですが、屋根の劣化を早める原因ではありますので、そのまま放置せずに早めの対応をおすすめします。
屋根は状態が見えにくい場所です。
劣化に気づかずにそのままにされてしまっていることが多いですから、気づかないうちに劣化が進んでしまわないように10年くらいを目安に定期的な点検の実施をおすすめします。
亜久里工業は建物診断や見積もりを無料で行っております。
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