タスペーサーの重要性　～雨漏りから屋根を守る、タスペーサーとは ｜横浜市の外壁塗装・屋根塗装専門店(株)亜久里工業

塗装後、カッターや皮すきで塗膜に切り込みを入れる作業が縁切りです。
上塗り後に縁切りを行い、作業時には「ベリッ」とかなり大きな音がします。
 
上塗りした後に縁切りを行いますので、せっかく塗装できれいになった屋根を傷つけてしまう欠点があります。
そこで登場したのが「タスペーサー」です。
 
いまでは「タスペーサー」を使うのが一般的になりました。
タスペーサーの登場により、屋根を傷つけず、さらに精度を上げて縁切りを行えるようになったのです。

下塗りを終えた後にタスペーサーを設置できるため、完成後の美しい状態でお引き渡しできます。
従来の縁切り方法だとせっかく塗装してきれいになった屋根の上を踏んで汚してしまいます。
従来の縁切り方法とタスペーサーを設置する方法の工程は次のとおりです。

タスペーサーの工程
1.下地調整→2.下塗り→3.タスペーサー挿入→4.中塗り→5.上塗り
　
縁切りの工程
1.下地調整→2.下塗り→3.中塗り→4.上塗り→5.縁切り

従来の縁切り方法では、職人2人で行っても約1日を要しました。
さらに塗装した後に行っているため、縁切り後に傷ついたところをもう一度手を加える必要がありました。
 
それに代わりタスペーサーで縁切りを行う場合は、職人1でも約2時間程度で終了できます。
もちろん塗装後の屋根に手を加えなくてもいいため、きれいな仕上がりのままお客様にお引き渡しできます。
足場の解体日も早まり、従来の縁切り方法よりも工期が短くなります。

タスペーサーの利点は価格が安いことも挙げられます。
従来の縁切り方法では、人件費が1日分かかるため、約5〜6万円かかります。
 
タスペーサーだと約20〜50円/個が単価で、20〜30坪ほどの住宅で700〜1,000個ほど必要とされておりますので、1.5〜5万円程度で費用を抑えることができます。

状況にもよりますが、縁切りをタスペーサーで行うのが一般的になっています。
ただし、タスペーサーを採用する際は、事前に現地調査を実施している必要があります。
 
屋根の中にはタスペーサーを設置できない場合もありますので、これから屋根塗装をされる方は、必ず現地調査を行うようにしてください。
 
亜久里工業ではお客様からお問合せをいただいた後に現地調査を実施させていただいております。
その診断結果をもとに最適な工事をご提案いたします。
 
屋根は目視できない場所にありますから、どんな状態かご不安があればお気軽にお問い合わせください。
建物診断や見積もりは無料で実施しております！
 
無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
 
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