サイディングがひび割れてしまった!補修方法と塗装時の注意点を解説

投稿日:2023年4月30日

サイディングは今の戸建て住宅に多く採用されている人気な外壁材です。

レンガ調や石目調などおしゃれな柄が施されているのが特徴。

もちろんデザイン性だけでなく、耐久性も十分です。

 

しかし、年数が経過してくるとサイディングがひび割れてしまうことも……

 

サイディングがひび割れているのを見つけた時に、このままにしておくと何か問題が起きるでは?と心配になりますよね。

 

もし、サイディングがひび割れを起こしている場合は、被害を最小限に抑えるためにできるだけ早めに補修しておくことをおすすめします。

 

本日はサイディングがひび割れてしまった時の補修方法や塗装する際の注意点をお伝えしたいと思います。

 

【サイディングがひび割れてしまう原因】

サイディングがひび割れてしまった!補修方法と塗装時の注意点を解説

おしゃれで人気のあるサイディングは、デザイン性だけでなく、耐火性や耐久性にも優れています。

しかし、すべてが万能というわけではなく、熱を蓄熱しやすいこと、吸水性があり、定期的に塗装で防水しなければいけないことなど弱点もあります。

 

年数が経過するとサイディングがひび割れてしまうことがあります。

サイディングがひび割れてしまうのは以下の原因が考えられます。

 

「サイディングがひび割れてしまう原因】

・塗装の劣化

・熱膨張・収縮

・地震や強風などの衝撃

・目地材の劣化

 

ひび割れを防ぐには塗装だけでなく、コーキング工事など定期的に建物全体のメンテナンスを行うことが大事です。

 

それでは、次にサイディングのひび割れを放置してしまうとどうなるのかをご説明していきます。

 

【サイディングのひび割れを放置するとどうなる?】

サイディングがひび割れてしまった!補修方法と塗装時の注意点を解説

サイディングがひび割れてしまった時は、それ以上被害が広がらないようにできるだけ早めに補修することをおすすめします。

サイディングのひび割れを放置した場合、以下のような被害を受けてしまう可能性があります。

 

【サイディングのひび割れを放置するリスク】

・サイディングのヒビが大きくなる

・ひび割れを補修しても跡が目立ってしまう

・防水紙の劣化が早まる

・構造体を腐食させる

・シロアリを寄せ付ける

・雨漏りを起こす

 

サイディングの下には防水紙が張ってありますので、すぐに雨漏りすることはありませんが、それでも状態がいいわけではありませんから、劣化を早めていずれ雨漏りを起こしてしまうでしょう。

 

また、ヒビが大きくなると補修しても跡が目立ってしまう可能性があります。

詳しくは後述しますが、クリア塗装をする場合は、なるべく劣化が進む前に塗装しないと見栄えが落ちてしまいますので、ひび割れを放置することは禁物です。

 

【サイディングの補修方法】

サイディングがひび割れてしまった!補修方法と塗装時の注意点を解説

それでは次にサイディングの補修方法をお伝えします。

サイディングの方方法は「ひび割れ補修」と「部分張り替え」があります。

 

なるべくメンテナンスコストをかけないためには、被害を最小限に抑えて「ひび割れ補修」で留めておくのが望ましいです。

 

もし、ひび割れが大きくなり、損傷が激しい場合は「ひび割れ補修」だけで対応することは無理ですので、部分的にサイディングを張り替える必要が出てくるでしょう。

 

【サイディングのひび割れ補修】

サイディングがひび割れてしまった!補修方法と塗装時の注意点を解説

ここではサイディングのひび割れ補修の方法をお伝えします。

サイディングのひび割れ補修は以下の流れで行います。

 

【サイディングのひび割れ補修】

1:ひび割れ部の清掃

2:プライマー塗布

3:シーリング充填

4:ヘラ押さえ仕上げ

 

ひび割れはシーリングで補修できます。

補修時の注意点があり、補修後に塗装する場合は、変性タイプのシーリングを使いましょう。

シーリングによっては塗料を弾いてしまうものもありますので、適切なシーリングをお使いください。

 

シーリングについてはこちらの「コーキングの役割とは?注意すべき劣化症状について」をご覧ください。

 

また、ひび割れが大きいと補修しても跡が目立ってしまいます。

とくにレンガ調や石目調といった柄が施されているサイディングは跡が目立ちやすいので、ひび割れが大きくなる前に補修しましょう。

 

【劣化が激しい場合は部分張り替え】

サイディングがひび割れてしまった!補修方法と塗装時の注意点を解説

軽微なひび割れならシーリングで補修できますので、メンテナンスコストもそこまで掛かりません。

補修と一緒に外壁塗装をすれば補修跡も目立たなくなり、きれいに仕上がります。

 

注意しなければいけないのが破損が大きい場合です。

大きく割れてしまっている場合は、シーリングで補修することが難しくなってしまい、部分的にサイディングを張り替える必要があります。

 

サイディングは決まったサイズのボードを一枚ずつ張って納めています。

部分的に張り替える場合は、見栄えや施工上の支障がない範囲までサイディングを剥がす必要があります。

 

部分的にサイディングを剥がす場合は以下の方法で行います。

 

【サイディングの部分張り替え】

1:破損したサイディングと納まりのいい範囲までのサイディングを剥がす

2:解体範囲の防水紙を新しく張る

3:下地の取り付け

4:サイディング張り

5:目地のシーリング打ち

6:部分張り替え完了

 

サイディングを部分張り替えする場合は、既存のサイディングの柄と相性のいいものを選びましょう。

柄が違っていたり、柄の組み合わせが悪いと見栄えが悪くなってしまうためご注意ください。

 

【サイディング補修と一緒に行っておきたいシーリング工事と塗装工事】

サイディングがひび割れてしまった!補修方法と塗装時の注意点を解説

サイディング補修を行う時は、外壁塗装やシーリング工事も一緒に行っておくことをおすすめします。

同じタイミングで工事をしておけば、メンテナンスコストを抑えることに繋がり、仕上がりもまとめて工事するためきれいです。

 

補修箇所が高いところの場合は、足場が必要ですので、なおさら外壁塗装やシーリング工事などの高所作業を伴う工事は一緒に行っておくことです。

 

足場代の節約については「屋根と外壁はセットがお得」で詳しくお伝えしておりますので、良ければこちらもご覧ください。

 

サイディングの塗装を行う際に、クリア塗装をお考えの方は注意が必要です。

それでは、なぜクリア塗装の場合、注意が必要なのかを次にご説明します。

 

【サイディングのクリア塗装をお考えの方はひび割れが大きくなる前に動き出しましょう!】

サイディングがひび割れてしまった!補修方法と塗装時の注意点を解説

サイディングはおしゃれな柄が施されていますので、クリア塗装をご希望される方も多いです。

クリア塗装とは顔料を含まない無色透明の塗料を使った塗装方法です。

 

通常の塗装は「塗りつぶし」で行うことが多いのですが、この方法だとサイディングの柄が損なわれてしまいます。

クリア塗装ならサイディングの柄をつぶさずに塗装できます。

 

ただし、クリア塗装は痛んでいるところも表に出てきてしまう恐れがあるため、できるだけ損傷が大きくなる前に塗装する必要があります。

サイディングがひび割れている場合、クリア塗装しても跡が目立ってしまい、美観性の向上につながらないかもしれません。

 

軽微なひび割れなら補修後にサイディングの色に合わせてタッチアップ(補修箇所だけ似た色で塗装すること)すれば跡は目立たなくなります。

もし、クリア塗装をご希望している場合は、ひび割れが大きくなる前に早めに動き出しましょう。

 

当社は無料で建物診断を行っております。

サイディング補修が必要な方や外壁塗装をお考えの方は、ぜひ当社の無料診断をご利用ください。

 

無料診断についてはこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。

 

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