今注目のラジカル塗料を分かりやすく解説!オススメは?
投稿日:2022年10月30日 更新日:2022年11月12日
「品質のよい塗料を使いたい」
「できるだけ今後の塗り替え回数を少なくしたい」
「コストパフォーマンスが良いものがいい」
外壁の塗り替えを検討するとき、誰もがこのようなことを望みますよね。
塗料は、日々進化しています。
その中で近年、注目されているのが「ラジカル塗料」です。
実は、当社でも大人気の塗料となっています!
今回はそのラジカル塗料について徹底解説していきます。
この記事を読むことで、今話題のラジカル塗料について、その全体像を把握することができますよ。
ぜひ参考にしてくださいね。
ラジカル塗料とは
ラジカルとは塗膜が劣化する原因因子のことで、紫外線や水などによって発生します。
ラジカル塗料とはそのラジカルを発生を抑えることにこだわって作られた塗料で、塗膜が劣化しにくい性質をもちます。
ラジカル塗料の6つのメリット
ラジカル塗料は、とても優れた塗料です。
具体的には大きく6つのメリットがあると言えるでしょう。
ラジカル塗料の耐久性や価格など、それぞれを詳しく紹介していきます。
【メリット1】耐候性にとても優れている
塗膜の劣化原因を抑えるラジカル塗料は、耐久性が高いのが特徴です。
通常、シリコン塗料の耐久性は10年程度ですが、ラジカル制御シリコン塗料の耐久性は15年程度となります。
また、外壁の劣化の初期症状を示す「チョーキング」と呼ばれる症状や色あせも、ラジカル塗料を塗ることで起こりにくくすることが可能です。
ラジカル塗料であれば、防水性や美観を長く維持できるので「できるだけ塗り替えたくない」という方にもぴったりですね。
【メリット2】汚れにくい
ラジカル塗料は、ツヤ・光沢があることで、汚れが付着しにくい塗膜となっています。
もちろんツヤなしにすることもできますが、ツヤがあるほうが汚れはつきにくくなるため、美観を保ちたいならツヤありを選ぶようにしてください。
また、ラジカル塗料は通常の塗料よりツヤ・光沢が長持ちするので、汚れの付着のしにくさもその分長持ち。
親水性が高いため、雨が塗膜に馴染むことで外壁の汚れを洗い流してくれます。
この「低汚染機能」と呼ばれる機能はとても魅力的ですね。
車の排気ガスなどが多く、汚れやすい環境でお困りのお家には、特にオススメですよ。
【メリット3】防カビ・防藻効果がある
ほとんどのラジカル塗料には、カビや藻の胞子が付着しにくい「防カビ・防藻効果」があります。
カビや藻が発生すると、美観を損ねるだけではなく、根をはることで外壁が脆くなってしまう可能性もあるため、防カビ・防藻効果は外壁塗装には重要な機能といえるのです。
【メリット4】コストパフォーマンスが高い
現在、最も主流といえる外壁塗装の塗料は、シリコン塗料です。
フッ素塗料は、シリコン塗料よりも1.5倍~2倍程度の耐久性がありますが、価格が3~5割増しとなるため、多くの方は、塗料として十分な機能をもっているシリコン塗料を選びます。
一方、ラジカル塗料は、価格はシリコン塗料とあまり差はないものの、フッ素塗料に近い耐久性をもっています。
前述したように、シリコン塗料の耐久性は10年程度ですが、ラジカル制御シリコン塗料の耐久性は15年程度。
30年間のメンテナンスで考えてみると、シリコン塗料は塗り替えが3回必要なのに対し、ラジカル塗料は塗り替えを2回で済ますことが可能です。
このように、コストパフォーマンスが高いことが、ラジカル塗料の魅力といえるのです。
【メリット5】作業性が高い
ラジカル塗料は、伸びが良い塗料なので、ローラーや刷毛で簡単に塗装することが可能です。
手間がかからず作業性が高いため、施工で無駄に工期が長くなってしまう心配はありません。
【メリット6】下地を選ばず塗装が可能
ラジカル塗料は、前述したように作業性に優れた塗料です。
伸びがよく、密着性もよいため、複雑な面や入り組んだ外壁・屋根にも塗装することが可能です。
そのため、ラジカル塗料は、金属・窒素系サイディング、モルタル、コンクリート、ALC、木部、メッキ、アルミ、鋼板など、幅広い素材に利用できる便利な塗料となっています。
ラジカル塗料の2つのデメリット
ラジカル塗料は、とても優れた塗料ですが、デメリットはいったいどんなものなのでしょうか。
具体的に2つのデメリットについて解説します。
【デメリット1】知名度・実績数が低い
ラジカル塗料は2012年から販売された、割と新しい塗料。
そのため、他の塗料と比べると、あまり知られていないことも。
実績数についても最近は増えてはきたものの、まだそこまで多くはないのが現状です。
施工店によっては、取り扱ったことがないという場合もあります。
※当社では、ラジカル塗料の施工実績は多数あります。
ぜひ安心してお問合せください。
【デメリット2】濃い色は効果が出にくい
もし、濃色の塗料を選んだ場合、淡色の塗料と比べてラジカル制御の効果は少なくなります。
実は、ラジカルの発生原因は、白色顔料となる酸化チタン。
そもそも、あまり酸化チタンが含まれていない濃色の塗料は、ラジカルが発生しにくいので、あえてラジカル塗料をつかう必要がありません。
「濃い色には効果がない」というよりは、「濃い色は効果を感じにくい」というほうが正しいといえるでしょう。
オススメのラジカル塗料
日本ペイント「パーフェクトトップ」
ラジカル塗料の先駆けとなったのが、日本ペイントの「パーフェクトトップ」です。
パーフェクトトップは、ラジカルを保護膜で覆って塗膜を守り、耐久性を高くします。
パーフェクトトップは水性で非危険物となっているので安心です。
エスケー化研「エスケープレミアムシリコン」
エスケープレミアムシリコンは、表面を高緻密無機シールド層と高緻密有機シールド層でダブルでガードすることで、ラジカルの発生を抑制しています。
また、ハイブリッドシリコン樹脂で塗膜の劣化の進行もおさえることができるので、長期的な保護効果があるのが魅力です。
まとめ
近年人気のラジカル塗料はやはり魅力的な塗料ですね。
「シリコン塗料では物足りない」
「フッ素塗料を塗ってみたい」
と思われる方は、意外と多くいらっしゃいます。
そのようなときは、ラジカル塗料がぴったりかもしれません。
ぜひ検討してみてくださいね。
-R-
神奈川県全域で、塗装工事、屋根工事のことなら、亜久里工業へお気軽にご相談ください。
神奈川県の外壁塗装工事・防水工事・屋根工事専門店
亜久里工業
https://gaiheki-kanagawa.com/
住所:神奈川県横浜市緑区三保町2650-57
お問い合わせ窓口:0120-410-184 営業電話お断りします
(10:00~18:00 日曜定休)
対応エリア:神奈川県横浜市、他
★ 地元のお客様の施工実績多数掲載!
施工実績 https://gaiheki-kanagawa.com/case/
お客様の声 https://gaiheki-kanagawa.com/voice/
★ 塗装はいつやるべきなの? うちは塗装が必要なの?
➡一級塗装技能士の屋根、外壁の無料点検をご利用ください!
無理な営業等は一切行っておりません!
外壁屋根無料診断 https://gaiheki-kanagawa.com/inspection/
★色を塗る前にシミュレーションしたい、塗装以外の工事方法はないの? どんな塗料がいいの? 業者はどうやって選べばいいの?
➡ どんなご質問でもお気軽にお問い合わせください!
お問い合わせ https://gaiheki-kanagawa.com/contact/